鹿島が1stステージ制覇…福岡に完勝、川崎との争い制して7年ぶりのリーグタイトル獲得
2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ最終節が25日に行われ、鹿島アントラーズとアビスパ福岡が対戦した。
前節、川崎フロンターレが痛恨のドローに終わったことで首位に立った鹿島。勝てば文句無しでステージ優勝が決まる最終戦では、川崎に土をつけたアビスパ福岡をホームに迎える。DF昌子源とMFカイオが出場停止のため、DFブエノとMF杉本太郎が先発起用されたほか、MF柴崎岳、FW金崎夢生らがスタメンに名を連ねた。一方、2戦連続で首位チームとの対戦となる福岡は、川崎戦で2ゴールを挙げたFW金森健志やFWウェリントンが起用された。
最初にチャンスを作ったのは福岡。5分、右サイドを抜け出した金森が右足でクロスを上げると、ファーサイドでフリーとなっていたウェリントンが左足でボレー。しかしこのシュートは大きく枠の上に外れてしまった。
鹿島のファーストシュートは16分。左サイド高い位置でボールを受けた山本脩斗がドリブルでエリア内に侵入し、右足でグラウンダーのシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれた。さらに20分、遠藤康のスルーパスでエリア内右に抜け出した土居聖真が右足で狙ったが、ここもGKに弾かれてゴール左に逸れた。
試合が動いたのは27分。右CKを獲得した鹿島は柴崎がゴール前にクロスを供給。走り込んだ山本がヘディングシュートをゴール左に叩き込んだ。先制した鹿島は37分、エリア内右でパスを受けた金崎がうまく反転してDFを振り切り、マイナス方向に折り返す。これを土居が右足ダイレクトでゴール左に流し込み、リードが2点に広がった。
福岡は45分、右サイドからのFKにエリア内のウェリントンが頭で合わせたが、シュートはわずかに枠の左へ外れてしまった。このまま2−0で前半を折り返す。
2点を追いかける福岡は65分、エリア手前中央やや距離のある位置で得たFKをダニルソンが左足で直接狙う。しかし強烈なシュートはGKの正面に飛んでしまった。
なんとか1点を返したい福岡は77分に邦本宜裕を下げて為田大貴を投入。一方、逃げ切りを図る鹿島は杉本に代えて永木亮太をピッチへ送り出す。
鹿島は87分、高い位置でボールを奪うと左サイドの柴崎がアーリークロスを供給。ゴール前に走り込んだ金崎がフリーで合わせたが、ヘディングシュートは枠を捉えることができなかった。
追加点のチャンスを逃した鹿島だったが、福岡に決定機を作らせることなく時計の針を進めると、後半アディショナルタイムには、退団が決まっているジネイと青木剛を投入。試合はこのまま2−0でタイムアップを迎えた。この結果、最終節を白星で飾った鹿島が川崎との争いを制してファーストステージ制覇。鹿島にとっては2009年以来7年ぶりのリーグタイトル獲得となった。
セカンドステージは7月2日に開幕し、鹿島はガンバ大阪と、福岡は浦和レッズとそれぞれホームで対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 2−0 アビスパ福岡
【得点者】
1−0 27分 山本脩斗(鹿島)
2−0 37分 土居聖真(鹿島)
前節、川崎フロンターレが痛恨のドローに終わったことで首位に立った鹿島。勝てば文句無しでステージ優勝が決まる最終戦では、川崎に土をつけたアビスパ福岡をホームに迎える。DF昌子源とMFカイオが出場停止のため、DFブエノとMF杉本太郎が先発起用されたほか、MF柴崎岳、FW金崎夢生らがスタメンに名を連ねた。一方、2戦連続で首位チームとの対戦となる福岡は、川崎戦で2ゴールを挙げたFW金森健志やFWウェリントンが起用された。
鹿島のファーストシュートは16分。左サイド高い位置でボールを受けた山本脩斗がドリブルでエリア内に侵入し、右足でグラウンダーのシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれた。さらに20分、遠藤康のスルーパスでエリア内右に抜け出した土居聖真が右足で狙ったが、ここもGKに弾かれてゴール左に逸れた。
試合が動いたのは27分。右CKを獲得した鹿島は柴崎がゴール前にクロスを供給。走り込んだ山本がヘディングシュートをゴール左に叩き込んだ。先制した鹿島は37分、エリア内右でパスを受けた金崎がうまく反転してDFを振り切り、マイナス方向に折り返す。これを土居が右足ダイレクトでゴール左に流し込み、リードが2点に広がった。
福岡は45分、右サイドからのFKにエリア内のウェリントンが頭で合わせたが、シュートはわずかに枠の左へ外れてしまった。このまま2−0で前半を折り返す。
2点を追いかける福岡は65分、エリア手前中央やや距離のある位置で得たFKをダニルソンが左足で直接狙う。しかし強烈なシュートはGKの正面に飛んでしまった。
なんとか1点を返したい福岡は77分に邦本宜裕を下げて為田大貴を投入。一方、逃げ切りを図る鹿島は杉本に代えて永木亮太をピッチへ送り出す。
鹿島は87分、高い位置でボールを奪うと左サイドの柴崎がアーリークロスを供給。ゴール前に走り込んだ金崎がフリーで合わせたが、ヘディングシュートは枠を捉えることができなかった。
追加点のチャンスを逃した鹿島だったが、福岡に決定機を作らせることなく時計の針を進めると、後半アディショナルタイムには、退団が決まっているジネイと青木剛を投入。試合はこのまま2−0でタイムアップを迎えた。この結果、最終節を白星で飾った鹿島が川崎との争いを制してファーストステージ制覇。鹿島にとっては2009年以来7年ぶりのリーグタイトル獲得となった。
セカンドステージは7月2日に開幕し、鹿島はガンバ大阪と、福岡は浦和レッズとそれぞれホームで対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 2−0 アビスパ福岡
【得点者】
1−0 27分 山本脩斗(鹿島)
2−0 37分 土居聖真(鹿島)