分量も作り方も超アバウトで、材料は「美女の間食ドライフルーツ」だけのソルベが、店を出したいレベルのおいしさ

美容と健康にいいと、女性に大人気のドライフルーツ。最近は高級スーパーに専門コーナーが常設され、種類も豊富になり、見た目も以前とは比べ物にならないほど立派なものを多く見かけるようになりました。ところが、編集部にある日届いたドライフルーツ「美女の間食」は、今まで見たこともない大きさと美しさ。テーブルに並べた瞬間、編集部にどよめきが起こったほどです。

そのまま袋を破ってすぐに食べたい気持ちを抑え、送ってくださったドライフルーツ・ナッツの専門商社・三海さんのHPのレシピコーナーを見ると、びっくりするくらい多彩なメニューが。中でも目を引いたのが、色鮮やかなソルベ(シャーベット)でした。

でもお菓子作りって、泡立てたり混ぜたり計ったり、面倒なのよね…と思いつつレシピを読むと、材料はなんと、「ドライフルーツのみ」。砂糖も卵白もゼラチンもいらないのです。しかも作り方を見たら、これまた超シンプル&思いっきりアバウト!材料や時間を計るのが面倒でお菓子作りを避けて来た私が、まさに夢見ていたレシピです!

でも本当に、そんなうまい話があるのか…?半信半疑で作って見ました。

砂糖不使用!果実そのものを感じるドライフルーツ「美女の間食」

「美女の間食」は、ドライフルーツ・ナッツの専門商社・三海さんが、数あるドライフルーツの中から、砂糖不使用で果実そのものを感じられるものを選び抜いたブランドだそうです。
今回送っていただいたのは、6種類。どれもびっくりするほど大粒で、ふっくら美しいものばかり。

「ビングチェリー」は、日本ではアメリカンチェリーで知られるビング種を、そのまま天日乾燥させたもの。砂糖不使用なので、チェリー本来の甘酸っぱさが味わえます♡

「ブレンハイムアプリコット」は、香り豊かで甘味と酸味の調和のとれたカリフォルニア産ブレンハイム種を天日乾燥させたもの。封を開けただけで、杏の甘い香りが広がりました!

「アンジェリーノ プラム」は、カリフォルニア州サンホアキンバレー地区で収穫されたアンジェリーノプラムを天日乾燥させたもの。プラム本来の甘さとほどよい酸味があり、肉厚でシャキシャキとした食べごたえのある食感が特徴です。

「ドライアップルリング」はりんごの皮を剥き、芯を抜いた後、リング状にカットしたもの。そのまま食べても、ソフトな食感でおいしい!

デーツ(なつめやしの実)は最近、美容・栄養面でも注目のドライフルーツですよね。聖書にも出てくるほど古くから食べられていて、砂漠に住む人々の間では「生命の木」とも呼ばれているそうです。

今回いただいたデーツは、「種付き」と「種抜き」の2種類。種が抜いてある「デグレットノアデーツ(写真左)」はくせのない甘さで食べやすく人気のデーツ。種付きは、デーツの王様とも言われる「メジョールデーツ(写真右)」。400 種以上あるとさ れるデーツのなかでも大粒で、独特の豊かな甘みがあるのが特徴だそうですよ。

ソルベには、種の無いデーツを使うことにして、合計5種類のソルベを作ります♪

材料はひとつだけ、分量も超アバウト、でもちゃんとソルベに!

ソルベといえば、生の果物を砂糖で煮て裏ごしし、卵白やゼラチンを使ってとろみをつけてから冷やし固めるのが普通の作り方。三海さんのHPによれば、ドライフルーツを使用すると、砂糖、卵白、ゼラチンを使わなくても濃厚な味わいのソルベが出来上がるのだとか。

材料は、「ドライフルーツの水煮ペースト適量」。出ました、私の大好きなお料理ワード「適量」!しかも本当に、これだけ。作り方もかなりアバウトです。

作り方は、「鍋に適量のドライフルーツと浸る位のお湯を入れてフタを閉め、ふっくらするまで極弱火で煮て、ふっくらしたら余分な煮汁がなくなるまで煮詰める」とあります。

ということは、5種類だと5回に分けて煮ないといけないんだな、と思ったら、ナイスなワンポイントアドバイスがありました!「複数のドライフルーツの水煮を作る場合は、ジャムの瓶に小分けして大きめの鍋で湯煎すると、複数同時に出来上がり、大幅な時間の短縮ができます」

やってみました。ジャム瓶に適量のドライフルーツと浸る位の水を入れ、フタをしっかりとして鍋に並べたら、鍋にジャム瓶の半分以上に水を入れて湯煎します(必ず水の状態から湯煎してください)。

ドライフルーツがふっくらしてきたら鍋から外し、常温に戻します。この時、熱いうちに(火傷しないようタオルなどでくるんで)フタをゆるめておくのがおすすめ。フタとガラスの膨張率が違うため、冷めるとフタがあきにくくなる場合があります(その場合、再加熱すれば開きます)。

HPには「常温に戻ったらジャム瓶から鍋に移し、水分がなくなるまで煮詰めて完成」とあります。このまま凍らせてからミキサーかフードプロセッサーにかけて完成。

私はフードプロセッサーを使ったので、煮詰めず、汁ごと使いました。スプーンでつぶしただけでもペースト状になりますが、先にフードプロセッサーにかけておくと、凍らせたのをそのまますぐ食べてもなめらか。私はこの方法をおすすめしたい♡

これが、スプーンでつぶしただけのもの。
アイスキャンディーに使うなら、むしろこっちがいいかも。

これが、フードプロセッサーでなめらかにしたものです。

これを冷凍庫で凍らせたら、常温で少し溶かしてざっくり砕き、仕上げに再びフードプロセッサーでなめらかにしたらできあがり。

本当に、ドライフルーツだけで、超アバウトな分量で、できてしまいました!
味は・・・すごーーーーくフレッシュなフルーツの、濃い味わい!そして、砂糖も入れてないのに、冷やしてもちゃんと甘く、でも甘すぎないのです。舌触りもなめらか。味見したスタッフから「これ、お店出せるんじゃない?」という声が出たほどです。いやほんと、ちゃんとしたレストランのデザートに出てきてもおかしくないくらいの、贅沢な味わいなんですよ、ドライフルーツだけなのに!

ドライフルーツの湯せん、このままジャムとしてもつかえそうでしたが、こちらの作り方もおいしそう!「美女の間食」で作ってみたい!

あやさんの料理 ドライフルーツのジャム

ドライフルーツでサングリアも、いいアイディア!これならフルーツを切らしていても、簡単に作れそう♡

100キンのドライフルーツで簡単サングリア

ドライフルーツのイメージが覆る!驚きのレシピがいっぱい

三海さんは、昭和20年に輸入食料品店としてアメ横でスタートした会社だそうです。昭和30年代に、日本人の健康志向の高まりをいち早くキャッチ。栄養素豊富な果実をそのまま天日乾燥した「ドライフルーツ」、木の実をおいしく食べられるように焙煎処理をした「テーブルナッツ」などを扱う、ドライフルーツ・ナッツ専門の輸入商社になったのだとか。

「美女の間食」シリーズは、そんな三海さんの長年の経験をもとに、最近の健康志向のさらなる高まりから重要視されている「砂糖不使用」をキーワードに、選び抜いたドライフルーツを使用しているそうです。

三海さんのHPのレシピには、ほかにも驚きのドライフルーツ・レシピがいっぱい!特に私がびっくりしたのが、「焼かないデーツブラウニー」。なんと、デーツ、お好みのドライフルーツのみじん切り、ココアパウダー、水、ラム酒を混ぜるだけで、ブラウニーができてしまうらしいんです!

さらにデーツに水を加えてミキサーにかけ、寒天で固めると、水ようかん風のデザートになるとか。

また最近は、野菜だけでは栄養が偏りがちなサラダの素材としてもドライフルーツが注目されています。スーパーフードとして人気のキヌアと組み合わせたサラダは、ぜひ作ってみたいと思いました!

ほかにもたくさんのレシピがあります。ぜひHPの「ドライフルーツを使ったレシピ」をチェックしてみて!

※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。

「分量も作り方も超アバウトで、材料は「美女の間食ドライフルーツ」だけのソルベが、店を出したいレベルのおいしさ」のレシピと料理写真をもっと詳しく見たい方はこちら

(著&編集:SnapDish編集部)