山崎賢人、見た目の誤解を解こうと「イメージアップのため、現在キャンペーン中です」と宣言

2016年6月9日 21時33分

俳優・山崎賢人と二階堂ふみが9日、都内の劇場で行われた、映画『オオカミ少女と黒王子』の舞台挨拶に出席。山崎はこの日、連続していた黒のスーツ着用を、反対の白に変更。見た目の誤解を解きたいと「イメージアップ、キャンペーン中です」とおどけて、笑いを誘っていた。

黒王子と呼ばれる"ドSな性格"の主人公を任された、山崎。「普段だったら言えないセリフもあって、今回のキャラクターを本当に楽しめた」とコメント。「男の僕が、気に入るセリフもイッパイありました」と明かす場面も。その一つのセリフ…「うるせぇ口だな」と短く再現すると、客席から飛び出す「キャー！」という歓声を浴びていた。

二階堂は、八田鮎子氏の人気コミックを実写映画化した今作にコメント。「オファーを頂いてから、役に対する思いを、自分の中でずっと温める経験がありました。それぐらいにのめり込んだ作品。恋愛経験ゼロなのに、彼氏とのラブ話を語る"オオカミ少女"というキャラクターは、チャレンジングなもの。本当に特別な作品になりました」と喜びを口にした。

この日の演出…。二人のために、劇中でも登場するハートの南京錠をイメージした仕掛けがあった。

これは、神戸のヴィーナステラス「愛の鍵モニュメント」を模したもので、カップルが鍵をかけると永遠の愛が結ばれるという伝説を利用。それにちなんで二人は「この映画も、永遠に心に残る作品になって欲しい」と願いを込めていた。

先月28日から公開された同作は、女性から絶大な支持を集め、13日間で55万人を動員するなど、興行収入6億5500万円を記録。今回のイベントは、大ヒットの御礼を兼ねて実施されていた。

▼ 二階堂ふみ、山崎賢人