ミランMF本田圭佑が2日、「ジェントルマン・アワード」でミランの今季ベストゴール賞を受賞した。

「ジェントルマン・アワード」は、ピッチで最も誠実さとフェアプレーを魅せた選手に贈られる賞で、ファンが自由に選手を選び投票する「インテル／ミラン・ジェントルマン賞」と、ノミネートされた10選手の中から選び投票する「セリエAジェントルマン賞」などがある。

今季はミランでMFジャコモ・ボナヴェントゥーラが、インテルでDFミランダがそれぞれ受賞。また、国際部門ではバルセロナDFジェラール・ピケが選出された。

一方で、ベストゴール部門では、ミランからは本田のゴールが選ばれた。ミラン専門サイト『milannews.it』は、本田が「とてもうれしい」と喜びを表したことを伝えている。

受賞したのは、2月14日のジェノア戦で約35メートルの距離から決めたロングシュート。この試合で本田は1ゴール1アシストを記録し、2-1の勝利に貢献した。今季、リーグ戦での本田のゴールはこのジェノア戦での1得点だけだ。

監督が代わってから2試合で出場機会がなかった本田だが、ここ2試合はボナヴェントゥーラの負傷もあってトップ下で先発出場している。だが、チームは3試合白星なしと苦しみ、7位に転落。ヨーロッパリーグ出場権獲得に黄信号が灯っている。