岡崎慎司が所属するレスター・シティは、1日のプレミアリーグ第36節でマンチェスター・ユナイテッドと1-1で引き分けた。この日の優勝が持ち越しとなり、クラウディオ・ラニエリ監督は、自身が知らない間にタイトル獲得が決まるかもしれないと明かしている。

勝てば夢のタイトルという一戦で、先制を許しながら追いついたレスターだが、逆転には至らなかった。それでも、2位トッテナムが2日のチェルシー戦で勝たなければ、レスターのクラブ史上初となる優勝が決定する。

当然、2日の試合は全世界の注目を集めるだろう。だが、ラニエリ監督はユナイテッド戦後に次のように述べた。イギリス『BBC』が伝えている。


「トッテナムの試合を見たいんだけど、私はイタリアから戻ってくるところなんだ。母が96歳でね。彼女とランチしたいんだよ。結果を知るのは、私がイングランドで最後になるだろうね」

いずれにしても、ラニエリ監督は2日に優勝が決まることはないと思っているようだ。

「私は、トッテナムは残りの3試合すべてに勝つと思っている。今は次のエヴァートン戦に集中しているよ。集中を保たなければいけない」

だが、チームはラニエリ監督と違い、トッテナム戦を入念にチェックするようだ。DFダニー・シンプソンは次のように述べている。

「僕らは一緒に集まって、試合を見るつもりだよ。どうなるのかをみよう」