18日深夜、フジテレビの新番組で浜田雅功がMCを務めるスポーツバラエティ番組「スポーツジャングル」の第2回が放送に。「マエケンに教えたいメジャーお得情報」と題し、野球解説者・石井一久氏が、ドジャースの後輩・前田健太に教えたい"マル秘"情報をプレゼンした。

「俺が観に行った時、（石井氏は）すぐ打たれて降板した」と文句をぶちまける浜田に対し、「申し訳ない」と恐縮した石井氏だが、さっそく前田には「ミッチにチップをはずめ」というアドバイス。ミッチとは、クラブハウスにいる選手の世話係（クラビー）のボスのこと。クラビーは球団が雇っているわけではなく、選手から貰うチップで生計を立てているという。

「僕だと最後の年に100〜200万くらい払った。一年トータルで。ドジャース（の選手年俸）は平均8億くらい。皆で払うと2〜3億になる。（クラビーは）8人いるんで8等分する」などと説明した石井氏は、ミッチにチップをはずむことで、より手厚いサポートを受けることができるとした。

続いて石井氏は「通訳には働かせろ」と切り出した。「通訳をしろというわけではなく、通訳以外の仕事もしてほしい」と話すと「通訳って日本の選手にしか与えられてない契約。そうなると他の選手が"なんでアイツだけ通訳がいて"みたいな話になって、ちょっと仲が悪くなってしまう。通訳もチームの一員としてのプレーをしてほしい。通訳の人がちゃんとやらないと前田選手の評判も悪くなってきちゃう」と説明するも、前田の通訳については「アリゾナ行ったら、ちゃんとやってた」とも――。

その他にも「第2ロッカーのトイレが穴場」と話し、浜田を呆れさせた石井氏。同氏曰く、メジャーの場合、出番のない先発投手もチームの士気を鼓舞するべく、ベンチでは手前のフェンスに前のめりになって仲間を応援する必要があるという。

「僕も何年か観てるんですけど腰にくる」と苦笑いを浮かべた石井氏は、前田に対して「おすすめしたいのは第2ロッカー」と話すと「デーゲームとかは睡魔に襲われる。そん時に（ベンチの）後ろにトイレがある。見えないところで寝たほうがいい」と助言した。