これであなたも「フォース」の持ち主?CESで話題の、手の動きで操る次世代ロボット
source:http://ziro.io/
まるで『スターウォーズ』の“フォース”を手に入れたよう?
そんな遊び方ができる、手の動きでロボットを操れるキット『Ziro』が登場した。現在開催中の、『CES 2016』でも話題になっている。
『Ziro』は、ワイヤレススマートグローブで制御することができる複数のモーターモジュールで構成されたロボットキットだ。
キットを使えば、予め用意されているロボットやオリジナルなロボットを作ることができる。
連続回転やヒンジ動作を利用したロボットを作って、手の動きで制御することができるのだ。
手と指の動きをコマンドに変えてロボットに送信
ロボットを操作する手の動きも、予めプログラミングされている動作だけでなく、カスタマイズすることもできる。
これはスマートフォンのアプリを使って設定することが可能だ。
ロボットが完成したら、離れた所から『Ziro』のスマートグローブを手に嵌めて、ジェスチャーでロボットをコントロールしてみよう。
source:http://ziro.io/
スマートグローブのセンサーが、手と指の動きをキャッチして、ロボットにコマンドを送信する。
すると、まるでフォースを使っているかのように、ロボットが反応することを楽しむことができる。
ロボットを作るための素材にはダンボールが利用されているので、簡単に作ることができる。
用意されたキットを使えば、30分もしないうちにロボットが完成してしまうだろう。
source:http://ziro.io/
アレンジも簡単で、好きな色を塗っても良いし、新たな部品を作って付け足しても良い。
駆動部品の使い方が分かれば、あるいは全くのオリジナルロボットを開発しても良いだろう。
source:http://ziro.io/
ロボットを操作するジェスチャーは、スマートフォンのアプリを利用して、コーディングすることなくプログラムすることができる。
子供の学習にも役立ちそうだ
『Ziro』は、カリフォルニアのスタートアップ企業であるzeroUI社が開発したキットで、同社は人の動きをインターフェイスにする『zeroUI』を開発してきた。
その成果のひとつが、大人も子供も楽しめるロボットのキット『Ziro』なのだろう。
『Ziro』は大人も楽しめるが、子供がこれで遊ぶことで、工学や物理学、あるいはデザインと言った要素が含まれる学習を行う事ができる。
source:http://ziro.io/
『Ziro』は、近日中にクラウドファンディング『Indiegogo』でキャンペーンを始める予定だ。
割引価格での購入を検討している人は、公式サイトをチェックしておくと良いだろう。
自分用だけで無く、子供達へのプレゼントにも喜ばれそうだ。
【参考・画像】
※ Home - Zero UI
【動画】
※ Ziro Teaser - YouTube
【関連記事】
※ 【CES2016】ボッシュがスイッチの触感を再現した不思議な平面ディスプレイを開発、「コネクテッドカー」が生むもの
※ 「ロボットスーツ時代」の幕開け、誰しもが力持ちに
※ 夜空をキャンバスに!「人工流れ星」に願いは届くだろうか?
※ 飛行機の視点を疑似体験!? 頭の動きで操作できるVR飛行機型ドローン
※ VRによってエアロバイクがレーシングゲームになるかも