家を建てるときには、周囲の環境にもよくよく気を付けなさい――この教訓はおそらく、人類が家というものを作るようになって以来受け継がれているものだろう。つまりは、私たちは昔っから同じ失敗を繰り返してきたのである。

今回の投稿者は、京都府のGさん(40代女性・主婦)。念願の一戸建てを新築したGさん一家だが、現在そのお家には住めていないのだとか。いったいなぜ?

よくも調べもしないで建ててしまった

近所のことをよく調べもしないで、新築してしまいました......。

私たちが購入したのは、小さな工場(こうば)兼住宅の隣にある土地です。そこには古い2階建ての家がありましたが、それを取り壊して新しく我が家を建てました。その際、せっかくだからと3階建てにしてしまったのがすべての間違いでした。

画像はイメージです(gothopotamさん撮影、Flickrより)

そう、工場のダクトから出る煙が、我が家の3階部分に思い切り当たってしまうのです。2階建てだったころは煙も屋根の上を通り過ぎていたようですが、3階なのでちょうど煙の通り道をうちが塞ぐ形になりました。

うちのおかげでお隣は快適だと

おかげで、うちのさらに隣の家は煙が来なくなって快適なんだそうです。でも、うちは煙が直です。本当に困ります。工場に住んでいるおじいさんとも折り合いが悪く、私たち一家を監視しているような節さえあります。

身体を悪くしてはどうしようもないので、最近は家を出て、近所のぼろいアパートを借りて住んでいます。早く、工場を止めてくれればいいのに。そう思いながら毎日暮らしています......。

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