小学校で遊ぶ女児に対し、男が右手を上げて合図を出す事案が発生
全国各地の「防犯メール」の中から、気になった事案を紹介する本連載。今回は、兵庫県の「ひょうご防犯ネット」へ寄せられた不審者事案を取り上げたい。
右手を上げた男...。画像は本文とは無関係です(Chelseaさん撮影、flickrより)
男の目的は一切不明
2015年11月16日、15時ごろ。南あわじ市の小学校前の路上において、不審者事案が発生した。
女子児童が小学校の校庭で遊んでいると、年齢が50歳くらいの男に遭遇した。男は女子児童に対して、無言で右手を挙げて合図をしてきた。女子児童が防犯ブザーを鳴らすと、男はどこかへ立ち去ったという。
この男の行動が果たして本当に「不審」だったのかはさておいて、その目的は全く理解できない。知り合いと勘違いして、思わず挨拶してしまったのか。それとも、男にとって女子児童は崇拝する対象で、敬礼の意味を込めて右手を上げたのだろうか......。
とにかく、合図を出された女児の両親・教師もしくは目撃者が通報するほど、男の行動は不審だったということだ。その行動に意味を求めてはいけないのだろうが、なんだかモヤモヤする事案である。
事案ウォッチ全国の事案情報を紐解き、ときに想像を膨らませながらご紹介。本連載でお届けする内容が、少しでも身近な犯罪の抑止につながれば幸いだ。