キャプテンを引き継ぎ戦った4年間…宮間が得たものは「最高の仲間」

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 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015決勝が5日に行われ、なでしこジャパンはアメリカ女子代表と対戦し、2−5で敗れて連覇を果たせなかった。試合後、キャプテンのMF宮間あやがインタビューに応えている。

 悔しい敗戦となったが、宮間は「後悔はないので、チームを勝たせられなかったことが一番悔しいですけど、みんなが最後までやれたと思います」と、主将としてチームを労った。

 2012年2月にキャプテンに就任し、チームを引っ張ってきたことについては「自分がやれることは全てやったと思いますし、チームのみんなも本当に毎日、文句も言わずにこのワールドカップをとるために努力をしてきたと思うので、今回は(カップを)とれなかったですけど、本当にみんな頑張ったと思います」と、4年間の努力があるからこそ悔いはないと明かしている。

 一方で、日の丸を背負った戦いを終え、「ワールドカップ優勝と準優勝では違うので、本当に申し訳ないです」と、ファンに対して申し訳ないという気持ちを抱いている様子。

 立ち上がりから連続失点を許す厳しい戦いとなったが、「まあ自分だけじゃなくて全員が…本当に難しい試合にはなりましたけど、全員がチームのために戦えたと思います」と、チーム全員が全力を出し切ったことを強調した。

 チームは落ち着きを取り戻して以降、好プレーも披露したが、これについては「一人でも多くの方にそう言っていただくと嬉しいですし、なでしこはこれからも続いていくので、これからも応援していただけるようなチームでいられるように頑張っていきたいと思います」と、引き続き努力を続けると語った。

 最後に、この4年間で得たものについては「最高の仲間だと思います」と、自信を持って述べている。