ブロードバンド・インターネット・プロバイダーの顧客満足度1位は、FTTH(光ファイバー)は「ぷらら」、ADSLでは「BIGLOBE」と「ぷらら」であることが、調査・コンサルティング会社がこのほど行ったアンケート調査で分かった。

 ジェイ・ディー・パワー・アジア・パシフィック(東京都港区、蓮見南海男社長)は2006年9月から10月にかけて、全国の18歳−59歳の男女を対象にインターネット調査を行い、FTTHについては4059人、ADSLについては4070人から回答を得た。

 FTTHで顧客満足度が高かったのは「ぷらら」(576ポイント)、「DION」(566ポイント)、「So-net」(562ポイント)で、「@nifty」、「eo」、「DTI」が業界平均(554ポイント)を上回った。「ぷらら」は、満足度に影響する8項目すべてで業界平均以上で、特に「各種費用」に対する評価が高かった。

 ADSLでは、「BIGLOBE」と「ぷらら」(共に570ポイント)の満足度が高く、「So-net」(547ポイント)が続いた。2年連続1位の「BIGLOBE」は「接続品質」と「提供サービスの内容」、「ぷらら」は「各種費用」の点で評価が高かった。

 インターネット人口普及率は05年で6割を超える時代、FTTH、ADSL共に、「各種費用」、「接続品質」のよさが、満足度の決め手になってきている。【了】

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