【続報】民主新代表に小沢一郎氏
小沢氏は、就任あいさつで「本当に身に余る光栄だと思うと同時に、これからの民主党の再建と政権への道を考えたときに、その責任の重大さを感じる」と述べ、「みんなで力をあわせて、民主党の政権を目指し、全身全霊を尽くし、頑張っていきたい」と決意を語った。
同日午後３時過ぎから始まった同総会では、菅、小沢両氏による立ち会い演説に続き、党所属の衆参両院議員191人（欠席1人）が無記名で投票。投票はおよそ15分ほどで終了した。有効投票数191票、無効票はなかった。小沢氏は119票を獲得、47票差で菅氏を下して、新代表に選ばれた。開票結果が発表されると、小沢、菅、前原の３氏は壇上で固く握手を交わして結束をアピールした。
小沢氏は1942年、岩手県水沢市生まれの63歳。1967年、自由民主党公認で衆議院議員に初当選し、当選13回。自治大臣（第２次中曽根内閣）、自民党幹事長（海部俊樹総裁）、新進党党首、自由党党首、民主党副代表などを歴任。座右の銘は「百術は一誠に如かず」、著書に「日本改造計画」などがある。
両院総会の模様は、USENが運営する無料ブロードバンド放送「GyaO」でネット中継された。午後５時からの記者会見の模様もストリーミング中継される予定。【了】
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