――livedoor ブログを続けていただいてもう10年が経ちましたが、年々興味の対象や視野が広がっている印象を受けますね。

倉木:今年3月にカンボジアに行く機会があったんですけど、エシカルの活動をしている方と対談する機会があって。そこから「なんとかしなきゃプロジェクト」という、自分なりに色々な人に広めていく活動に賛同して。そこからまた活動がどんどん増えていってるので、人との出会いって大事だなと思います。まさに“151A(一期一会)”の15年間だったなという想いで、タイトルにもしてるんです。

――ミディアム&バラード曲中心の“LOVE”と、アップテンポな曲中心の“HOPE”の2枚に分かれてますが、“LOVE & HOPE”にしたのは何故ですか?

倉木:私にとって、歌詞もそうですし、音楽=LOVE & HOPEだと思っていて、デビューから大切にしてきたテーマなんです。ファンの皆さんもこの想いをずっと繋いできてくださっていて、その想いを感じていたからこそ、そういうアルバムを作りたいなと思ってました。

――シングル曲以外に、アルバムからの選曲や、DVDもMUSIC CLIPの他ライブ映像もありますが、選曲はどのように?

倉木:まず今までリリースしてきたベストアルバムに入っていないシングル曲を入れてあげたいという気持ちと、ライブを通じて引き続き大切に聴いてみたいという皆さんからのご要望が多かった曲たちも入ってます。“HOPE”の方には「You can」と「DYNAMITE」という新曲2曲も入っていて、今の想いも込めています。

本当はもっと沢山入れたかったんですけど、15周年にちなんで15曲ずつに分けて、これがベストだろうと(笑)。曲順は、皆さんに軌跡を辿って思い返して欲しいと思ったので、デビューからのリリース順に並べさせていただいてます。