教育評論家の尾木直樹・法政大学教授(67)が10月22日(2014年)、21日に中央教育審議会(中教審)が決定した道徳の「特別教科化」をブログで批判している。

現在「教科外活動」の小中学校道徳に検定教科書、学習評価という要素が新たに付け加えられる。教科の性質上、数値での評価になじまないとして一般教科と区別し、「特別の教科」扱いにするという。文科省は18年度の教科化を目指しているという。

尾木はブログを「心や価値観まで強制したがる教育って一体何なんでしょうね!?」というタイトルで更新、この決定について「学校差、個人差大きいから国定教科書で統制するとは何時代でしょうか社会主義国家じゃあるまいし...」と批判した。

一方、「道徳はとても大切です!民主主義社会の市民モラルをいかに身につけるかはこれからのグローバルな多文化共生社会の良識でしょう」とも書いている。