日本電気株式会社(NEC)は、米Amazon Web Serviceが提供するクラウドサービス「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」を利用したシステム構築サービスを提供開始した。

同サービスでは、NECが持つ大規模システム構築ノウハウやAWS対応ミドルウェアを利用した信頼性・付加価値の高いシステムの構築サービスを提供する。また、性能評価シミュレーションに基づくシステム構成の作成や、ICT資源の調達(プロビジョニング)を自動化する独自ツールを利用して、最適なシステム構成の導入・維持を実現する。

さらに、セキュリティや運用管理、高可用などのNECの主要ミドルウェアをAWSに対応させるほか、顧客の業務やIT環境に適したクラウド活用の方向性を提案するアセスメントサービスの提供も行う。また、4月から提供開始した「NEC Cloud IaaS」のセルフサービスポータルと連携し、「NEC Cloud IaaS」やAWS、顧客構築システムの監視、利用状況・構成情報などの管理を統合的に実現する。

同社はAWS認定技術者の育成を進めて、2014年度にNECグループで200名体制に拡充する計画だという。


発表資料

発表資料
URL:http://jpn.nec.com/press/201407/20140715_01.html
サービス紹介ページ
URL:http://jpn.nec.com/cloud/service/integration/index.html#aws
2014/07/16