「メッシがいれば、バイエルン・ミュンヘンは無敵になるだろう」。ドイツ『Sport Bild』のインタビューでの、ディエゴ・マラドーナ氏のコメントだ。

ペップ・グアルディオラ監督率いるバイエルンは先日、記録的な数字で24回目のリーグ優勝を果たした。だが、夏にボルシア・ドルトムントからFWロベルト・レヴァンドフスキが加われば、マラドーナ氏はバイエルンが「完ぺき」になるという。だが、「ケーキの上のさくらんぼ」となるのは、バルセロナFWリオネル・メッシだそうだ。

「レヴァンドフスキとメッシがいれば、ほかのすべてのチームは２位を争うことになるだろう。どのコンペティションでも、どのリーグでもね。バイエルンがメッシを買えば、私はグアルディオラのアシスタントをやるよ」

マラドーナ氏はグアルディオラ監督を次のようにたたえている。

「グアルディオラと１週間仕事をしたい。練習での彼を見るためにね。バイエルンを訪問できたら、本当にうれしいだろうね」

また、バイエルンのキャプテンを務めるDFフィリップ・ラームについて、マラドーナ氏は「違いをつくる選手」と賛辞を送った。一方で、アルゼンチンサッカー連盟のことは再び攻撃している。

「はっきりさせよう。パキスタンには良いことがたくさんある。だが、彼らをワールドカップ（Ｗ杯）の決勝で見たことはない。そう、今のアルゼンチンサッカー連盟の幹部たちはパキスタン人なんだよ！　彼らは私を非常に悪く扱った。今回のＷ杯でも、私はテクニカルディレクターのはずだったんだ」