オーストラリアでプレーするシドニーFCのFWアレッサンドロ・デル・ピエーロの去就が不透明になっている。地元メディアによると、クラブのフロントは今週にも会議を開き、契約延長を提示しないことを決めるというのだ。デル・ピエーロは11月に40歳となる。

今季のデル・ピエーロはフィジカルの問題に苦しんでおり、さらに400万オーストラリアドル(約3億7000万円)という高額なサラリーもあって、シドニーFCはデル・ピエーロとの関係を終わりにするというのだ。

デル・ピエーロにとってのバッドニュースはこれだけではない。リーグは、彼が自身のファッションブランドのロゴが入った特別なキャプテンマークを巻くことを禁止にした。Aリーグの規則に違反しているという。

シドニーFCが本当に契約を延長しないのなら、デル・ピエーロは8月10日に開催される古巣ユヴェントスとの親善試合にも出場しないこととなる。ユヴェントスとAリーグ選抜が対戦する一戦だ。

内転筋の問題で再びストップを余儀なくされたデル・ピエーロ。チームは23試合を終えて勝ち点32と暫定4位につけている。