ミラン副会長、給与返上のカカを称賛「泣きながら電話をしてきた」

写真拡大

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は16日、負傷離脱に際して復帰するまで給料を受け取らない話したブラジル代表MFカカについてコメントした。クラブ公式HPが伝えている。

 今夏の移籍市場でレアル・マドリードから4年ぶりにミランへ復帰したカカだったが、移籍後初のリーグ戦となった14日のセリエA第3節トリノ戦で太ももを痛めて戦線から離脱。その後、同選手は復帰するまでは給料を受け取らない意向を示していた。

 今回のカカの決断について、ガッリアーニ副会長は「カカは泣きながら電話をしてきた。そして、復帰するまで1ユーロもいらないと話したんだ。彼とサポーターの濃密な関係を表している。今日のニュースは彼の負傷ではない。15日前に減額を受け入れてミランに加入したカカが、また新たなサインを出してくれたことだ。素晴らしい」とコメント。カカ自らが給与返上を申し出たことを明かし、クラブやファンに対して強い愛情を示した同選手の行為を称えていた。