やけど虫

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連日猛暑が続きますが、エコを心がけてエアコンのつけっぱなしはできるだけ避けたいところ。地域によりますが、まだ夜間は涼しい風が吹くこともあり、窓を開けて暑さをしのぐ家庭もあるのではないでしょうか。もうすぐ夏休みが始まるので、アウトドアの計画を立てている方もいるかもしれませんね。

しかし、くれぐれも「やけど虫」にはご注意を。目撃・被害報告がtwitterで続々とされています。

コウチュウ目ハネカクシ科アオバアリガタハネカクシ(俗称:やけど虫)は、体長7mmほどの細長い虫。先端が黒く、腹部は藍色、残りの部分はオレンジ色をしています。日本全土に分布し、特に6〜8月に多く発生します。生息地は水田、池など湿気のある場所などです。

やけど虫が身体に止まると、「ペデリン」という毒が分泌されます。毒の付着後約2時間で、皮膚は水ぶくれを起こし、かゆみののち火傷のような痛みが襲います。これだけでも痛そうですが、目に入るとさらなる激痛が襲い、最悪の場合失明に至るとか。

南日本新聞社の373news.comによると、霧島市内では1日10人の患者が受診する病院もあり、霧島市国分の浜田医院では、例年より多い1日4、5人が受診しているそうです。

やけど虫は夜間、灯りに集まる習性があります。夜に窓を開ける場合は必ず網戸にし侵入を防ぎましょう。キャンプなどで屋外の場合は、虫除け剤で対策を。もし身体に付着した場合は、水でよく洗い流しすぐに皮膚科を受診しましょう。

大人はもちろん、子どもにもしっかりと注意喚起をお願いします!

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(画像引用:http://www.ishidashiki.sakura.ne.jp/mushi/koucyuu/kobetsu/aobaarigatahanekakusi.html

参考:http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=49430

http://matome.naver.jp/odai/2137356431835726201

(ライター:らいら