「本当に?  私には……、そういう機会は訪れないと思うわ。でも、そういうチャンスがあるなら、ぜひ私もトライしてみたい」

――ノルウェーのご両親は韓国で試合をすることについて、どのような反応を?

「う〜ん、ちょっと戸惑っている感じだった。でも、私にとってずっと力を注いできたMMAによって、韓国へ戻れることは素晴らしいことなの。MMAを続けていなければ、こんな機会もなかっただろうし、凄く嬉しいわ」

――では、次の試合について伺いましょう。吉田選手の印象を教えてください。

「凄い経験の持ち主ね。ただ、最後の試合が2年前だから、あまり現状は分かっていないの。決して軽視するつもりもないし、今は自分が最善を尽くせるよう専念しているわ。寝技も打撃も過去最高の状態にあるから」

――キャリア4勝11敗ですが、このところ3連勝中です。一番最近の試合はスギロック選手に勝利と、このところの好調の原因は何だと思いますか。

「以前はもっと重いクラスで、日本のトップ選手とばかり戦っていたから、階級を落し、練習内容も見つめ直したの。それからこの間の勝利を経て、自分に自信が持てるようになったわ。今は本当に自信があるの」

――RFCは女子戦が始まったばかりです、今後、どのような道を模索していますか。

「ヨアキムのRFCでの試合に帯同して、本当に素晴らしい大会だと思ったの。だから、しばらくは大好きな韓国と日本で戦って、将来は米国で戦いたいと思っているわ」

■RFC12 対戦カード

<RFCバンタム級王座決定戦/5分3R>
イ・ギルウ(韓国)
ソン・ミンジョン(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
ペ・ミョンホ(日本)
アンドリュース・ナカハラ(ブラジル)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
小見川道大(日本)
クォン・ベヨン(韓国)

<49キロ契約/5分3R>
吉田正子(日本)
セリーナ(ノルウェー)

<ミドル級/5分3R>
イ・ドルヒ(韓国)
川村亮(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
キム・ジフン(韓国)
野地竜太(日本)

■Young Guns08 対戦カード

<バンタム級/5分3R>
イ・ユンジュン(韓国)
大塚隆史(日本)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
梅田恒介(日本)
キム・チャンヒョン(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
キル・ヨンボック(韓国)
キム・ウォンギ(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T1回戦/5分2R>
フバート・ジェヴァン(オランダ)
チェ・ムギョム(韓国)

<RFCフェザー級王座決定T補欠戦/5分2R>
ホ・ユン(韓国)
チョ・ビョンオク(韓国)

<バンタム級/5分2R>
キム・ソンジェ(韓国)
ハム・イムン(韓国)