台湾、3月1日付けで飲酒運転への罰則強化

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(台北 1日 中央社)台湾では3月1日付けで飲酒運転への罰則が強化されることになった。今後、飲酒運転で5年以内に2度摘発されたり、飲酒検査を拒否した場合などについての罰金は、従来の最高6万台湾元から最高9万元に引き上げられるほか、運転免許の取り消し処分も行われる。

また、アルコール濃度の基準値は、従来の呼気1リットル当たり0.55?から0.25?へと引き下げられ、もしこれを超えた場合には、オートバイは従来は2万2500元だったものが最高で6万7500元に、自動車では2万9000元だったのが最高で7万4000元の罰金が科される。

飲酒運転による死亡事故が後を絶たないことを受け、政府は交通取り締まりを強化してきた。昨年の取り締まり件数は前年比9.87%増の12万4620件で、そのかいあってか同年の飲酒運転による死亡者数は前年比63人減の376人だった。

(1台湾元=約3.13円)