FWマウロ・サラテがラツィオへ復帰したことは実らなかった。以前から同選手はすでに構想外となっている。だが近いうちに、クラブとは激しいバトルを繰り広げることになるかもしれない。代理人のルイス・ルッシ氏が、『TuttoMercatoWeb.com』で次のように話している。

「フェネルバフチェ？　我々が決して行くことのないチームについて騒がれ続けているね。ジェノアに直接移籍するのも、賢い動きではないだろう。我々にとって好都合ではない。ジェノアから求められることは名誉だがね。完全移籍も、減俸した上でのレンタルもないよ。どうしてそうしなければいけないんだ？」

「マウロを獲得するビッグクラブが訪れて、それからジェノアへレンタルで回るのなら、それはイエスだ。考えることができる。だが、現時点でそういう解決策はない。私はヨーロッパを回ったが、（クラウディオ・）ロティート会長が叫ぶ金額で関心を抱くクラブはないんだ。だから、これから戦争が始まる。レンタルはない。ラツィオに戻るつもりはないからだ」

「ロティートとの交渉は難しい。それに、彼は宝石の価値を落としたということをまだ理解していないんだ。まだ彼の価値がすごいものだと考えている。我々の立場は明確だ。契約満了を迎えてから検討するか、会長が要求を下げることで、ラツィオと同格かそれ以上のクラブからのオファーを検討するか、だよ」

「マウロの値段を下げるように、ロティートには５日を与える。それがなければ、契約満了を迎えることになる。それは彼らの問題だ。この状況で１月31日まで放っておくことはないだろう」