独FAZ紙は24日、北京のヒルトンホテルにドイツ式のクリスマスワールドを通過する模型列車が設置されたと伝え、「中国の高速鉄道にドイツは必要なくなった」と報じた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

写真拡大

 独FAZ紙は24日、北京のヒルトンホテルにドイツ式のクリスマスワールドを通過する模型列車が設置されたと伝え、「中国の高速鉄道にドイツは必要なくなった」と報じた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

■「中国高速鉄道、温州で衝突事故(2011年)」 写真特集

 今、中国は高速列車建造においても独シーメンスを必要としなくなった。中国が独自に開発した高速列車が26日、世界最長の路線となった北京―広州高速鉄道の営業を開始した。

 中国はドイツのIEC技術を参考に、数々の研究・開発を行った。これは違法ではない。シーメンスはかつて北京と天津を結ぶ中国初の高速鉄道の建設で多大な利益を得たが、今日ではそのもっとも重要な価値は、アジア人が西洋人から高速鉄道の建造の方法を学び、今では自主開発できるようになったことといえる。

 26日、約8時間で北京と広州を結ぶ世界最長(全長約2300キロ)の高速鉄道が全線開通した。8時間には各駅の停車時間も含まれ、平均時速は290キロに達する。(編集担当:米原裕子)