オバマ米大統領やイギリス女王の孫も“馬ダンス”？PSY「江南スタイル」が国境も地位も越える

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歌手PSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」に対する爆発的な関心が、国境も地位も越えた。バラク・オバマ米大統領や英女王エリザベス2世の孫ザラ・フィリップスも馬ダンスに対する愛情を示した。

現在アメリカの大統領であり、再選が確実となったバラク・オバマ大統領(民主党)が、6日午前(現地時刻)、ニューハンプシャー州のラジオ放送局WZID-FMのインタビューで、PSYの「江南スタイル」に言及した。

ミュージックビデオを見たというオバマ大統領は「私も踊れそう。しかし(大統領)就任式にそのダンスは適切でないため、後でミシェル(大統領夫人)のために個人的に踊るだろう」と愉快な反応を見せた。

さらにイギリスを代表する総合馬術の選手であり、王位継承順位14位のザラ・フィリップスも「江南スタイル」にハマっているようだ。ザラ・フィリップスがイギリスの乗馬チーム選手らと共に、競技服のまま笑顔で馬ダンスを踊っている姿がカメラに捉えられたのだ。

ザラ・フィリップスはイギリスBBCの慈善事業「Children in Need」の一環として、「江南スタイル」の馬ダンスを踊る動画を撮影したことが分かった。

フランスのパリに向ったPSYは、エッフェル塔の近くのトロカデロ広場で「江南スタイル」のフラッシュモブ(複数の人々が一斉に同じ行動を取ること)に参加し、2万人の観客を盛り上げた。PSYは現地のメディアと記者会見を行った後、イギリスに向いオックスフォード大学の在学生を対象に講演を行う予定だ。