またしても少女たちの危険な夏休みが始まった−−。
 「この時期は、家出娘が宿泊目的に男に体を売る“神待ち”が急増。特に最近は出会い系や家出掲示板だけでなく、携帯の無料ゲームサイトにもその手のメッセージが見受けられる。以前よりも“神待ち少女”と知り合うキッカケも増えているんです」(風俗ライター)

 それだけではない。この夏は“ある場所”に家出娘たちが群がってきているのだ。風俗評論家・村上行夫氏が語る。
 「ズバリ、東京スカイツリーです。実際、この周辺のテレクラは今や大盛況。観光に来た女性グループが旅の開放感もあってか、遊びや援助目的でコールしてきているんです。その中には神待ち少女もいるそうです」

 5月22日に開業して以来、7月21日までの2カ月間で、来場者数が1029万人に達した東京スカイツリー。人が集まるところには欲望も渦巻くようで、本誌は人気の某家出掲示板を調べた。
 〈7月22日から東京行きます。年齢は19歳引く2歳です。スカイツリーの近くで神、探しています〉
 〈夏休み、友達3人とスカイツリーに行くよ。お金ないから神募集。3人ともJC(女子中学生)だよ〉
 など、スカイツリーをキーワードにした危ないメッセージがズラリと並んでいるほどなのだ。

 女子中高生の事情に詳しい別のライターがこう話す。
 「神待ち少女は自分たちの遊び場の近くにいます。ゆえに、昨年までは新宿や池袋、渋谷といった繁華街が中心でした。ところが今年は、スカイツリーというノリになっているようです」

 しかも、スカイツリーは神との待ちあわせ場所にもなっているようだ。
 「一番のスポットは、スカイツリーとソラマチを結ぶ大きな通路。ここなら女の子が1人でいても目立つことはないからです」(同)

 日本一の電波塔の真下で、今夜の寝床を求めてさまよう未成年少女がいるとは、呆れるばかり。最近では、〈スカイツリーの見えるホテルに泊まっている神いませんか?〉という書き込みまであるというから、恐ろしい。