イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが12日、記者会見に臨んだ。ミランDFチアゴ・シウバのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が騒がれているが、カッサーノは同選手の売却が「罪」だと述べ、さらに自身の去就についても不透明だと語った。

「チアゴ・シウバは代えのきかない選手だ。大事なのは、それでどんな目標を争えるかを明確にしなければいけないということだよ。彼がいなければ、チャンピオンズリーグやスクデットは争えない。彼はチームの50%なんだ」

「オレは知らないけど、オレだったら彼を絶対に手放さないね。クラブが大金を手に入れようと考えているのは明らかだ。彼を売ることで、(ズラタン・)イブラヒモビッチが怒るとしたら、それは正しい。チアゴ・シウバを失うのは罪だ。彼は世界最強のDFだよ」

「オレの状況について言えば、まずはEUROを戦いたい。それから残るのか、出て行くかは分からないよ。サンプドリア? オレの人生で最高の経験だった。オレには心の中に夢がある」

「バルセロナとレアル・マドリー? オレは前者の方が好きだ。(リオネル・)メッシは史上最高の選手だよ。楽しいよね。彼を見るためなら、夜中でも起きている。この間も彼はブラジル相手にハットトリックを決めた」