チェルシーのドログバ、バルセロナ移籍に向けて自ら売込みか

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 今シーズン、チャンピオンズリーグ準決勝でチェルシーに敗れたバルセロナが、2試合を通じて最も苦しめられた選手であるコートジボワール代表FWディディエ・ドログバから、この夏の移籍市場で自薦オファーを受ける可能性が高まっているという。

 FIFA(国際サッカー連盟)移籍規約により、ドログバはチェルシーとの契約満了の6カ月前となる今年1月より、他クラブと自由に交渉する権利を得ている。そして、この度カタルーニャのテレビ局『Canal Catala』のフットボール番組に出演した国際代理人のフランソワ・ガヤルド氏は、ドログバからバルセロナとの交渉を依頼されたことを告白すると同時に、同チームとアスレティック・ビルバオとの間で争われる25日のコパ・デル・レイ決勝が終了次第、具体的に動き出す予定であることを説明した。

「ドログバからバルセロナとの交渉を許可する正式な書面を受けた。コパ・デル・レイ決勝が終わり次第、クラブの交渉責任者と話を進めるつもりだ。年俸に関する問題は生じないないだろう。なぜなら、ドログバは経済面よりもスポーツ面を重要視しているからだ。彼はチェルシーおよびイングランドでのサイクルは終わったと確信しており、新たな冒険に挑戦することを望んでいる。また、バルセロナのような素晴らしいクラブでキャリアを終えることを熱望している」