ソフォス、スパム送信国ランキングを発表 - ワースト1位はインド

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ソフォスは4月24日、2012年1月〜3月における「スパム送信国ワースト12」を発表した。

発表内容によると、2011年からの1年間でインドが米国を抜き、世界最大のスパム送信国になっている。

世界中のスパムメールのうち、約1割がインドから送信されている割合になる。

また統計データには、経済発展が進む国々で、適切なマルウェア対策を講じていないインターネットユーザーが急増したことによる影響があらわれているという。

なお、今回の調査では、日本からのスパム発信は0.29%で国別の順位では50位となっている。

同社はスパム手法の変化についても言及している。

2011年第1四半期以降、スパムメッセージの総量は世界的に減少しており、その要因のひとつにスパム手法の変化を挙げている。

インターネットサービスプロバイダのセキュリティ強化などによって、従来の不特定多数へ向けた大量送信型のメールスパムの効果が薄くなるとともに、マルウェアの拡散や個人情報を盗むことを目的として、ソーシャルネットワークを悪用する手法が増えているという。

同社はインターネットユーザーに対し、ウイルス対策ソフトの定期的な更新など、適切なセキュリティ対策をあらためて呼びかけている。