大島優子、涙止まらず… 3.11特別公演で「まっとうして生きようと思った」
3月11日に秋葉原のAKB48劇場で「東日本大震災復興支援特別公演〜誰かのためにプロジェクト〜」を行ったメンバーの大島優子が、公演後に更新したオフィシャルブログで「涙が止まりませんでした」と複雑な胸の内を明かした。
同特別公演は、昨年3月11日に発生した東日本大震災から1年を迎えた2012年3月11日に、AKB48のほか、姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48の各劇場で同日同時刻に開催された特別公演。入場料を無料とし、募金箱が設置され、復興支援の一環として実施された。
前田敦子が号泣のあまり一時退場したことも報じられているが、それぞれの胸に複雑な思いがあったに違いない。大島は震災について「ついこの間のことのようで、一年も経ったとは感じられません」と振り返り、チャリティーソング「誰かのために」を歌った際には「涙が止まりませんでした」と報告。今回の震災で亡くなった人たちに思いをはせ「突然『明日』が無くなってしまった、たくさんの人の分まで明日を、夢を、全うして生きようと思いました」と強い意志を示している。
また、秋元才加も12日、震災から1年が経過したことについてブログに思いをつづり、「一生懸命に生きよう。一生懸命生きたくても生きられなかった方々のために。悔いのない毎日を過ごそう。じゃなきゃ、失礼じゃないか」と気持ちを新たに。AKB48は被災地への訪問や支援活動を積極的に行っており、これまでの義援金は12億円以上にもなる。(清水一)