ダルビッシュ有さんのメジャー移籍を後押しした紗栄子さんに感謝するの巻。
「ありがとう」の挨拶が作る明るい社会!
ダルビッシュ有さん、念願のメジャー移籍おめでとうございます。期限切れギリギリまでの交渉もダルビッシュさんクラスであれば当然のこと。何の心配もしていませんでしたし、最終的にダルビッシュさんを獲得できないことがあれば、レンジャーズにとってはその一点だけをもって「今季最大の失着」と断言できるものでした。あなたは日本ナンバーワンであると同時に、いまだ進化をつづける世界ナンバーワン投手候補のひとりです。獲れるときに獲らねばいけません。
しかし、僕には残念なことがひとつあります。
多くの人々…ことにプロ野球に憧れる少年たちが、あなたの一挙手一投足を見ているのです。聖人君子のように生きろとまでは言いません。タバコも吸えばパチンコもしたあなたです。誰もが通過する「若気の至り」までつべこべ言うつもりはありません。ただ、少年たちの手本として恥ずかしくない、胸を張った生き方をしてほしいのです。
交渉の過程ではさまざまなことがあったかもしれません。ときに罵り合い、互いを傷つけたこともあるでしょう。それでも、人生に別れはつきものなのです。一度は愛した相手なら「ありがとう」の一言があってもいいのではないでしょうか。「金は払います。はいサヨウナラ」というその姿勢。裏でどれだけの言葉を重ねていたとしても、今のあなたの態度からは札束を叩きつけるさましか見えてこないのです。そこに愛を感じられないのです。
今こそ時速150キロの「ありがとう」を。
心で思うだけでは気持ちは伝わりません。大切な人に「ありがとう」を言える男…そんなあなたでいてほしい。そんなスーパースターでいてほしいのです。
紗栄子さんは別にあなたと離婚しなくてもいいのです。単身赴任してくれたら願ったり叶ったりなのですから。しかし、あなたのメジャー移籍のために折れたのです。向こうに行ったらイチイチ日本の裁判所に来るのも大変だろうという思いやり。アメリカに行ってから離婚でモメたら好感度が下がって困るだろうという気遣い。あなたが年あたり10億円相当の年俸を要求していると知りながら、「じゃ、あと1年粘ったらあと5億取れるんじゃね?」的な打算をおくびも見せなかった気丈さ。すべてはあなたのため。一部報道によると、紗栄子さんは「慰謝料5億円+月500万円の養育費」の条件を容認したとされています。これはかねてより紗栄子さんが主張していたとされる、子どもたちへの適切愛情の額…総計24億円からすると7億円のお値引となります。7億円ぶんの「痛み」を紗栄子さんが受け止めたのです。
あなたが日ハムから「悪い、今年キツイから7億円年俸マケてよ」と言われたらどうですか。「頭わいてんじゃねーのか!」「それじゃマイナスじゃねーか」「ジャパネットでもそんなにマケんわ!」くらい思うでしょう。でも紗栄子さんはマケてくれた。すべてはあなたのためなのです。メジャーとの交渉に支障が出るからと向こうの決着を見ずに7億円値引きを決断した人に、あなたの子どもを育てていく母に、「ありがとう」の言葉を贈ってあげてほしいのです。7億円ぶんの痛みに耐えている紗栄子さんに…。
あなたの「ありがとう」を待っています。そのときこそ、紗栄子さんも精一杯の笑顔で応えてくれるはず。「毎度ありがとうございまーす」と。荒んだ現代社会を象徴するコンビニレジでの無言に、スターの行動で一石を投じてほしいもの。「お値引入りまーす」「どうもありがとう」「毎度したー!」…そんな爽やかな会話が生まれる社会をみんなで作っていきましょう。
ダルビッシュ有さんの行動に期待しています。
ということで、メジャーリーグはテキサスレンジャーズへの移籍が決まった、ダルビッシュ有さんについてチェックしていきましょう。
◆人という字は、片方の人が片方の人に完全に支えられてできている!
期限ギリギリまでのダブル交渉。そして、ついに正式発表されたダルビッシュ有さんのメジャー移籍。AP通信によると契約期間は6年で年俸総額は6000万ドル。これは松坂大輔さんがレッドソックスと契約した際の6年5200万ドルを上回る評価です。ダルビッシュさん側は5年契約7500万ドルを要求していると伝えられていましたが、最終的には球団側の提示に歩み寄る格好となりました。
↓6年6000万ドルでダルビッシュを買えるなんてお買い得!
6年間で約100勝することを考えれば1勝60万ドル!
おめでとうレンジャーズ!
契約に漕ぎつけられたのはひとえに紗栄子さんのおかげ。紗栄子さんの決断がなければ、レンジャーズとの交渉に全力を挙げることはできなかったのです。良妻賢母。僕の心には紗栄子さんを讃える爽やかなメロディが響き渡っています。「ダールビッシュ ダールビッシュ 夢のダルビッシュ紗栄子(ジャパネットたかたの節で)」。メジャーに新たなスターが誕生した裏には、耐える女の姿があったことを僕らも忘れずにいたいものですね。
↓現代の細腕繁盛記!涙ぐましい紗栄子さんの決断!
決断:「希望額には満たないけど、いいわ総額から30%値下げします!」
決断:「希望額には満たないけど、約20年の分割払いもOK!」
決断:「希望額には満たないけど、金利・手数料もいりません!」
多くの人の後押しを受けてメジャー移籍が成立したダルビッシュ有さんは、期限ギリギリまで気を揉ませてしまった日本のファンに向け、早速ブログを更新してくれました。ここは国際人としてのセンスの見せどころ。先日のFIFAバロンドール授賞式では、女子の最優秀監督に選ばれた佐々木則夫氏が多くの人への感謝の言葉の中で、家族に対するとりわけ大きな感謝の気持ちを表していました。ファミリー愛を今こそ見せてほしい。まず真っ先に7億円値引きの痛みを労わる言葉があるはずだ。そう期待していたのですが…
↓ダルビッシュさんのブログには家族への想いゼロ!
期待された言葉:「値引きありがとう」
期待された言葉:「ボーナス払いゼロは助かるね」
期待された言葉:「費用の上限が見えてスッキリしたよ」
「ファイターズファンをはじめ」じゃ寂しすぎるよね、紗栄子さんが…。
その頃、紗栄子さんのブログは24時間以上の沈黙を保っていました。今日にも離婚成立するのではないかといわれるお二人だけに、心の整理をしているのでしょう。日本には「離れてても家族」というオキテもあります。新しい門出に当たっては、これまでの長い離婚協議で冷え切った関係をスッキリと雪解けさせてほしいもの。「今までありがとう」「うん、こちらこそ毎度ありがとうございます」「子どものこと頼むな」「うん、こちらこそお支払いよろしくお願いします」「ときどきは会いに行ってもいいかな」「はい、よろこんでー!」という温かい別れを期待したいものですね。
ダルビッシュさん、紗栄子さん、1年2ヶ月のロングラン交渉お疲れ様でした!
ダルビッシュ有さん、念願のメジャー移籍おめでとうございます。期限切れギリギリまでの交渉もダルビッシュさんクラスであれば当然のこと。何の心配もしていませんでしたし、最終的にダルビッシュさんを獲得できないことがあれば、レンジャーズにとってはその一点だけをもって「今季最大の失着」と断言できるものでした。あなたは日本ナンバーワンであると同時に、いまだ進化をつづける世界ナンバーワン投手候補のひとりです。獲れるときに獲らねばいけません。
多くの人々…ことにプロ野球に憧れる少年たちが、あなたの一挙手一投足を見ているのです。聖人君子のように生きろとまでは言いません。タバコも吸えばパチンコもしたあなたです。誰もが通過する「若気の至り」までつべこべ言うつもりはありません。ただ、少年たちの手本として恥ずかしくない、胸を張った生き方をしてほしいのです。
交渉の過程ではさまざまなことがあったかもしれません。ときに罵り合い、互いを傷つけたこともあるでしょう。それでも、人生に別れはつきものなのです。一度は愛した相手なら「ありがとう」の一言があってもいいのではないでしょうか。「金は払います。はいサヨウナラ」というその姿勢。裏でどれだけの言葉を重ねていたとしても、今のあなたの態度からは札束を叩きつけるさましか見えてこないのです。そこに愛を感じられないのです。
今こそ時速150キロの「ありがとう」を。
心で思うだけでは気持ちは伝わりません。大切な人に「ありがとう」を言える男…そんなあなたでいてほしい。そんなスーパースターでいてほしいのです。
紗栄子さんは別にあなたと離婚しなくてもいいのです。単身赴任してくれたら願ったり叶ったりなのですから。しかし、あなたのメジャー移籍のために折れたのです。向こうに行ったらイチイチ日本の裁判所に来るのも大変だろうという思いやり。アメリカに行ってから離婚でモメたら好感度が下がって困るだろうという気遣い。あなたが年あたり10億円相当の年俸を要求していると知りながら、「じゃ、あと1年粘ったらあと5億取れるんじゃね?」的な打算をおくびも見せなかった気丈さ。すべてはあなたのため。一部報道によると、紗栄子さんは「慰謝料5億円+月500万円の養育費」の条件を容認したとされています。これはかねてより紗栄子さんが主張していたとされる、子どもたちへの適切愛情の額…総計24億円からすると7億円のお値引となります。7億円ぶんの「痛み」を紗栄子さんが受け止めたのです。
あなたが日ハムから「悪い、今年キツイから7億円年俸マケてよ」と言われたらどうですか。「頭わいてんじゃねーのか!」「それじゃマイナスじゃねーか」「ジャパネットでもそんなにマケんわ!」くらい思うでしょう。でも紗栄子さんはマケてくれた。すべてはあなたのためなのです。メジャーとの交渉に支障が出るからと向こうの決着を見ずに7億円値引きを決断した人に、あなたの子どもを育てていく母に、「ありがとう」の言葉を贈ってあげてほしいのです。7億円ぶんの痛みに耐えている紗栄子さんに…。
あなたの「ありがとう」を待っています。そのときこそ、紗栄子さんも精一杯の笑顔で応えてくれるはず。「毎度ありがとうございまーす」と。荒んだ現代社会を象徴するコンビニレジでの無言に、スターの行動で一石を投じてほしいもの。「お値引入りまーす」「どうもありがとう」「毎度したー!」…そんな爽やかな会話が生まれる社会をみんなで作っていきましょう。
ダルビッシュ有さんの行動に期待しています。
ということで、メジャーリーグはテキサスレンジャーズへの移籍が決まった、ダルビッシュ有さんについてチェックしていきましょう。
◆人という字は、片方の人が片方の人に完全に支えられてできている!
期限ギリギリまでのダブル交渉。そして、ついに正式発表されたダルビッシュ有さんのメジャー移籍。AP通信によると契約期間は6年で年俸総額は6000万ドル。これは松坂大輔さんがレッドソックスと契約した際の6年5200万ドルを上回る評価です。ダルビッシュさん側は5年契約7500万ドルを要求していると伝えられていましたが、最終的には球団側の提示に歩み寄る格好となりました。
↓6年6000万ドルでダルビッシュを買えるなんてお買い得!
6年間で約100勝することを考えれば1勝60万ドル!
おめでとうレンジャーズ!
契約に漕ぎつけられたのはひとえに紗栄子さんのおかげ。紗栄子さんの決断がなければ、レンジャーズとの交渉に全力を挙げることはできなかったのです。良妻賢母。僕の心には紗栄子さんを讃える爽やかなメロディが響き渡っています。「ダールビッシュ ダールビッシュ 夢のダルビッシュ紗栄子(ジャパネットたかたの節で)」。メジャーに新たなスターが誕生した裏には、耐える女の姿があったことを僕らも忘れずにいたいものですね。
↓現代の細腕繁盛記!涙ぐましい紗栄子さんの決断!
その協議に、最近になり動きがあったと「週刊女性」(主婦と生活社)が伝えている。今まで金銭面の折り合いがつかず平行線をたどってきたが、ダルビッシュがポスティングシステムを利用してのメジャー移籍がいよいよ間近にせまったことにより、ダルビッシュ側の財産管理をしている父親のファルサ氏が折れ、今までの条件よりも高い5億円の一時金+月500万円の養育費を提示したという。希望額には満たないが、紗栄子もこれを容認するのではないかと伝えている。
http://www.menscyzo.com/2012/01/post_3449.html
決断:「希望額には満たないけど、いいわ総額から30%値下げします!」
決断:「希望額には満たないけど、約20年の分割払いもOK!」
決断:「希望額には満たないけど、金利・手数料もいりません!」
多くの人の後押しを受けてメジャー移籍が成立したダルビッシュ有さんは、期限ギリギリまで気を揉ませてしまった日本のファンに向け、早速ブログを更新してくれました。ここは国際人としてのセンスの見せどころ。先日のFIFAバロンドール授賞式では、女子の最優秀監督に選ばれた佐々木則夫氏が多くの人への感謝の言葉の中で、家族に対するとりわけ大きな感謝の気持ちを表していました。ファミリー愛を今こそ見せてほしい。まず真っ先に7億円値引きの痛みを労わる言葉があるはずだ。そう期待していたのですが…
↓ダルビッシュさんのブログには家族への想いゼロ!
●2012年1月19日の記事「契約」
本日、テキサスレンジャーズと正式契約しました。
先にアメリカで記者会見をし、帰国後北海道で会見したいと思っています。
その時にファイターズファンをはじめとした日本の皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ダルビッシュ 有
期待された言葉:「値引きありがとう」
期待された言葉:「ボーナス払いゼロは助かるね」
期待された言葉:「費用の上限が見えてスッキリしたよ」
「ファイターズファンをはじめ」じゃ寂しすぎるよね、紗栄子さんが…。
その頃、紗栄子さんのブログは24時間以上の沈黙を保っていました。今日にも離婚成立するのではないかといわれるお二人だけに、心の整理をしているのでしょう。日本には「離れてても家族」というオキテもあります。新しい門出に当たっては、これまでの長い離婚協議で冷え切った関係をスッキリと雪解けさせてほしいもの。「今までありがとう」「うん、こちらこそ毎度ありがとうございます」「子どものこと頼むな」「うん、こちらこそお支払いよろしくお願いします」「ときどきは会いに行ってもいいかな」「はい、よろこんでー!」という温かい別れを期待したいものですね。
ダルビッシュさん、紗栄子さん、1年2ヶ月のロングラン交渉お疲れ様でした!
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