世界インターネット速度ランキング、韓国が1位を記録するもネット上には不満の声

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ウェブサイトのモニタリングサービスを提供するpingdomが、2010年に世界50カ国のインターネット接続速度を調べた調査結果が韓国で話題を集めている。

それによると韓国は16.63Mbit/s(1秒あたりのデータ転送速度)を記録し、50カ国中で断トツの1位。2位の香港(8.58Mbit/s)より2倍近く速かった。

だが、この調査結果に韓国のインターネット上ではさまざまな意見が出ている。「韓国スゴイ」「一度外国に行くと韓国がいかに快適かが分かるよ」「今オランダだけど遅くてしょうがない」「韓国って暮らしやすい国だなと思う」「日本はネットが速いと言うけど一部の地域だけだよ」などと世界最高速を持つ韓国のネット環境を称賛する声が多く集まった。

その一方で、「ただし違法ダウンロードも盛ん」「セキュリティーはそっちのけ」「通信網がすごいだけでコンテンツやサービスはビリ」などと厳しい意見も寄せられ、中には「今でも遅いと感じる」と今以上のスピードを求める声もあった。

ちなみに、日本は3位(8.03Mbit/s)で、4位はルーマニア(6.80Mbit/s)、5位オランダ(6.50Mbit/s)の順となり、上位3カ国をアジア勢が占めた。

参照:各国インターネット速度比較「大韓民国1位!やっぱりスピード狂」 - 毎日新聞(韓国)
参照:インターネット速度が一番速い国はどこ? - ファイナンシャルニュース

(文:林由美)

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