マートンは2年契約 ブラゼルもサイン

阪神は30日、マートン、ブラゼルと来季の契約を結んだと発表した。マートンは100万ドル増の年俸300万ドル(約2億3400万円)で、2年目は球団に選択権がある2年契約。2年契約で2年目のブラゼルは200万ドル(約1億5600万円)でサインした。

マートンは今季、打率3割1分1厘で2年連続リーグ最多となる180安打を放った。米球界復帰を含めて去就が注目されていたが「和田新監督の下でチャンピオンフラッグを取りにいくことがベストな選択であると判断しました」とコメントした。

ブラゼルは故障による離脱もあり、打率2割8分2厘、16本塁打、69打点にとどまった。阪神での4年目を迎える大砲は「来季は優勝に貢献できるようなバッティングをしたい」と意気込んだ。(金額は推定/スポニチ)

マートン、ブラゼルの残留決定!
マートンは2年契約で2億3400万での契約。ファン的にはもっとあげてもいいような気がしなくもないけど。ブラは2年契約の2年目。こちらもお手ごろの1億5600万円。優良助っ人なのに、こんなにリーズナブルでいいのかなって感じですが(笑)

これで和田阪神の骨格は来期も保たれた訳で、普通の采配をすれば、優勝できるであろう戦力。あとは打線の枝葉をどうするか。柴田、上本、大和、俊介、田上、ルーキーの伊藤隼太。この連中が脇をしっかり固めてくれれば、来年は抜群の破壊力を誇る打線に、機動力を交えた野球で、中日にも巨人にもヤクルトにも負けず劣らずの野球はできるはず。上位チームにはキラリと光った若手の存在があっただけに、タイガース勢も若虎旋風でチーム内外でブイブイ言わして欲しいところ。

マートンのヒットメーカーっぷりは来年も計算できるし、ブラゼルもシーズン中盤までは統一球の対応に四苦八苦していたけれども、後半戦になって統一球のツボを心得たのか、終わってみれば去年の3分の1にホームランは減ったものの、20本近くは打ったし、来期は巻き返して、たくさんのブラダンスが見れると思う。

和田監督は新井さんの4番起用は筋としながらも、トリだったり、マートンにも4番を打ってもらうことはあるで!的な発言もあったりで、来期は真弓政権とはちょっと違った打順が見れるかも…。(とは、言いつつ真弓政権で打順を組んでいたのは和田監督という話もあるけれど…。)

マートン、ブラゼルの残留は一足早いクリスマスプレゼント。残留をしてくれたからにはタイガースでの優勝を味合わせてあげたい。新生・和田阪神の船出に関して戦力的には不安要素はないね。あとは、和田監督の手腕のみ。このオフ、いろいろ頭を悩ませて欲しいと思う。

◆ブラゼル選手のコメント
「今季の成績には満足していない。来季は和田新監督の下、優勝に貢献できるようなバッティングをしたい。」

◆マートン選手のコメント
「家族とともに、来シーズンも阪神タイガースとプレーさせていただくことに喜びを感じています。2年間打撃コーチとしてわたしを支えてもらった、和田新監督のもとで、チャンピオンフラッグをとりに行くことがベストな選択であると判断しました。また応援していただいた多くのファンのためにも、このオフシーズンにしっかりと体を作り、新しいシーズンに備えたいと思っています。頑張ります。」