人気アイドルグループ「AKB48」の板野友美さん(20)がソロで歌声を披露したところ、ネットでは「放送事故」並みの酷さだった、などと話題になってしまった。

動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされると、コメント欄には「もっとプロ意識をもってほしい」などという酷評ばかりが並んだ。

「ユーチューブ」では現在まで2万回以上閲覧

板野さんがソロで歌を披露したのはフジテレビのCS番組「GIRLS' FACTORY LIVE 1022」(2011年11月26日放送)で、スリーピースのロックバンド「ザ50回転ズ」を従えて登場した。

板野さんは2011年1月に、「AKB48」メンバーとしては初の本格ソロデビューCD「Dear J」を発売して大ヒット。同7月にはセカンドシングル「ふいに」をリリースし、オリコンシングルデイリーランキングで1位を獲得している。

番組では自身の曲を含めた数曲を披露した。演奏を担当したのがロックバンドということもあってか、発売されたCDとはかなり違った歌になっているようだった。番組終了後からネットでは、「生歌を披露したが放送事故レベル!」などと話題になり、掲示板や「ツイッター」では酷評が書き込まれることになった。

「ユーチューブ」には、今回の番組で歌った曲「ふいに」の動画がアップされていて、現在まで2万回以上も閲覧されている。そしてコメント欄にはこんなことが書き込まれている。

ヘタでも生で歌い続けることに賛美の声も

「酷いな」「よく許したね、上が」「可愛いけど歌下手すぎる」「声量がないんだよね。喉声」「この歌唱力でお金とるって詐欺に近いなwwww」「ボイトレしてから公の場で披露するものじゃあない?もっとプロ意識もってほしい」

などといった酷評ばかりが並び、

「こんな歌い方してたらまた喉痛めるぞ」

といった心配まで出ている。

実は板野さん、シングルCDを出す度ごとにソロで音楽番組に出演している。11年1月はフジテレビの「ミュージックフェア」、7月にはテレビ朝日の「ミュージックステーション」に出演しているが、この時も「放送事故」「板野の黒歴史」などと騒がれていた。

一方で、「AKB48」の中ではまだ上手い方だ、というものや、「AKB48」が音楽番組に出るときは口パクが目立つが、板野さんは番組で堂々と自分の声で歌っていた、とし

「下手だと分かっていても生で歌おうとする板野の器量は買いたい」

と、評価する書き込みも出ている。