ごめんね、川澄ちゃん!

僕は最近ずっと気に病んでいたことがあります。それは、なでしこJAPANのアイドルにして、僕の脳内で性的なお友達として大活躍をつづけている川澄奈穂美さんの呼び方について。親しみと愛情を込めて「川澄ちゃん」と呼んでいたのですが、どうやらそれは本人的には今ひとつな様子。新聞記事などでは「できればやめてほしい」「普通に川澄と呼んでほしい」「ひとりのアスリートとして見てもらいたい」と苦言を呈したこともありました。

もちろんそれはできない相談。川澄ちゃんもサッカー選手・アスリートである前にひとりの女性。そのキュートさやコケティッシュな魅力をサッカーごときで消せるはずがありません。「川澄にゃん」「なほなほ」「カワスミーニョ」など、もう一歩踏み込むことはできても、「川澄」と呼び捨てにするのは心情的に難しいところ。

距離感的にも、呼び捨ては相当遠いか相当近いかどちらかでしょう。「コイツはすんげー下のほうに居て存在すら見えないな」「敬称つけたくない」「できるだけ事務的に呼びたい」と感じれば「武田」(※例)などと呼び捨てにすることもできます。しかし、川澄ちゃんのように大切な存在となれば、むしろ「川澄」なんて呼び捨てたら超接近な感じがするじゃないですか。

「川澄」「なーに、フモたん」「お前、いっつも笑顔だよな」「そだね」「苦しかったり、辛かったりもするんだろ」「ときどきはね」「頑張りすぎじゃない?」「そう見える?」「見えるよ」「あー、じゃ、そりゃフモたんのせいだね」「は?」「アタシね、本当はこんなに頑張れないよ」「…」「でもね、あーダメだな、って思う頃に燃料が届くの」「…?」「そうすると、また頑張ろうって思えるの」「…??」「今がそうなんだよ」「…!」「この人が見ててくれる。この人が信じてくれる。アタシが諦めてもまだ応援してくれてる。それがね、アタシを走らせる燃料」「………」「頑張らせすぎだよ」「川澄…」「ふたりの夢は?」「ロンドンで金」「それを叶えるには?」「川澄のゴールラッシュ」「できると思ってるの?」「もちろん!」「ね、いっつもソレじゃない。アタシはそこまで自信ないけどなー」「そんなことないよ!」「そう言われるとね、あーこの人無邪気だなぁ、信じちゃってるなぁって」「………」「ガッカリさせたら、可哀想じゃない?」「……」「自分の落ち込んだ顔は鏡でしか見れないけど、フモたんのガッカリする顔は、すぐ目に入っちゃうからね」「川澄……」「壊れるまで、やるから」「壊れるまで…」「だから、アタシが粉々になってバラバラになったら、そのカケラを拾ってね。全部拾ってね。ひとっつも残さず。どれだけボロボロでグジャグジャでゴミみたいになってても」「川澄……俺は……」「女の子をピッチに捨てちゃ、ダメなんだから」

……はぁはぁ。このように、呼び捨てにすることで大変な接近感が出てしまうのです。一応本人も「ファンの方は何と呼んでもいい」と言ってくれているようなので、今後も「川澄ちゃん」という適度な距離感を持続していきたいもの。ただ、確かにチーム内でひとりだけアイドル扱いはバツが悪いでしょうから、ほかの選手も可能な限り愛称で呼ぶように努めたいところ。「宮間たん」「こずこず」「あっすー」「澤穂希さん」などと…。

ということで、上記の妄想をふわっと脳内に残した状態で、川澄ちゃん出演の新CMをチェックしていきましょう。



◆カロリーメイトブロックをくわえるとか、想像力的に問題アリな演出!

ついにこの日がやってきました。18年間に渡り長く日本代表を支えてきた澤穂希さんを追い越し、川澄ちゃんが女子サッカーの顔になる日が。これまで多くのイベントなどでも、主演澤・助演川澄ちゃんという構図だった露出序列。しかし、もはや澤さんの手を借りる必要はありません。川澄ちゃんには天性のルックスに加え、国民的知名度も備わりました。女子サッカー界の顔・川澄ちゃん、ついに単独CMデビューです。

↓知名度さえ追いつけば、澤さんを呼ぶ理由はもはやなかった…!
INAC神戸のFW川澄奈穂美(26)の単独でのCMが29日から放送される。大塚製薬のバランス栄養食「カロリーメイト」で、頑張っている女性の代表格として白羽の矢が立った。早朝のグラウンドでサッカーの練習をしている様子が爽やかなスマイルとともにお茶の間に流れる。同じくINAC神戸のMF沢穂希(33)もアクエリアスのCM出演が決まっているが、放送は年明けとなっており、CM界では川澄が一足早く単独デビューを果たすことになる。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/10/29/kiji/K20111029001916670.html


アクエリアスの澤さんと大塚製薬の川澄ちゃん…!

将来的には、アクエリVSポカリの仁義なきスポーツドリンク戦争の予感…!

残念ながらポカリ飲むしかない…!たとえ粉末のままでも…!


↓大塚製薬さんのサイトで、川澄ちゃん単独CM動画公開中!
http://www.otsuka.co.jp/cmt/muchu-no-tochuni/index.html


単独編と、版画家さんらとの共演ものの2編!

いずれもオープニングとエンディングは川澄ちゃんの画で!


姫路市内で撮影されたというコチラのCM。そのスケジュールは午前3時から始まり、お昼過ぎまで撮影をつづける強行軍だったとか。CMの幕開けを飾る、朝もやの中のスタジアム。そこでひとりボールを蹴る川澄ちゃんの姿。「夢中になったら、オンナは強い。」という素敵なフレーズ。ヘッドでリフティングする川澄ちゃんの視線は、ボールではなく遥か天上の夢や希望を見つめているかのよう。蹴り損なったボールを追い掛けるときの「わっ」というつぶやきも、苦境をふわっと乗り越えていく、川澄ちゃんならではのたおやかで逞しい雰囲気をイメージさせます。

普通ならサッカー選手のCMはゴールを決めて終わるものですが、このCMでは川澄ちゃんのシュートはバーを叩いてこぼれます。「夢の途中では上手くいかないことも多いけど、カロリーメイトでまた頑張ろう」なんてメッセージが込められているのかもしれません。心と身体の疲れを癒すカロリーメイト、ちょっと食べたくなりますね。CMのラストでは全身から体液をほとばしらせながら極太のカロリーメイトブロックを咥えてちょっと吸引とかしちゃう川澄ちゃんのサービスショットもありますし、ぜひ地デジの高画質で保存しておきたいナイスCMであります。

↓ちなみに、澤さんらと共演したファミマCMの新バージョンも放映中!


見所その1:「食べる人ー!とデリを分け合うチームワーク」
見所その2:「胸元が大きくのぞく川澄ちゃんの衣装」
見所その3:「チキンをガブッと食らう川澄ちゃんのすごい大口」
見所その4:「カロリーメイトCMにカブせたい、おっきいねという川澄ちゃんのセリフ」
見所その5:「澤さんの食べ過ぎをさりげなく指摘」
見所その6:「ねぇこれどこで買ったの?」「ファミマだよ、覚えなよ(ムッ)」「すんません」
見所その7:「それどこで買ったんですか?」「ファミマです、ファ・ミ・マ(キリッ)」
見所その8:「ファミマを覚えると何故か喝采を浴びる」
見所その9:「さぁ練習、練習(棒)」

「これどこのデパ地下?」「そこのファミマ」の名言を生んだ登場編と同時撮影された通年編がついに登場!

まだまだ初々しい5人の演技が光る!



すでに男子サッカーをも凌駕しつつある、そのスター性。少し前まで一部で「女柏木」と呼ばれていた川澄ちゃんですが、今や浦和レッズ所属の柏木選手(誰?)のほうが川澄ちゃんを真似してピンクのヘアゴムをつけてくるようになったほど。珍しく地上波で中継されるヤマザキナビスコカップの決勝では、ピンクのヘアゴムを身につけた「男川澄」が登場するらしいので、恐縮ですがニセモノのほうにも「川澄ちゃんのように世界に羽ばたけよ」「ゴムよりも決定力を似せような」「なでしことナビスコが似てるとか、無駄にいいダジャレを考えるの禁止」といった声援を贈ってあげていただきたいものです。



そろそろ川澄ちゃん単独の写真集・イメージビデオなどをお待ちしております!