韓国で最近、ハローキティが人気を集めている。インターネットには各種グッズが販売されているほか、5月には『キャラクターフェスティバル、ハローキティと友達展』が開催された。韓国人ブロガーのゴス(ハンドルネーム)さんは、ソウルの繁華街に登場した「ハローキティカフェ」を訪れたそうで、感想を述べた。

 韓国女性たちの間で人気スポットとなっている「ハローキティカフェ」は、日本に先駆けてオープンしたことから日本人観光客も訪れるという。ゴスさんは、「キティーカフェはソウルの弘大(ホンデ)と新村(シンチョン)の2カ所にある。私は弘大店を訪れたが、不思議なことに日本人の客が多かった。店内はすべてピンク色。予想通り客はほとんど女性で、彼女に連れられてきた男性が1人いただけだった。女性が好きそうなカフェだ」と述べた。

 「壁面から小物まですべてキティで、キティがないものはなかった! メニューも豊富で、キティ型のワッフルなど選ぶ楽しみもあった」とうれしそうに述べ、気分転換に訪れても楽しいだろうと語った。

 韓国人ブロガーのシャン(ハンドルネーム)さんは、済州島のリゾートホテル「ロッテホテル済州」で5月13日にオープンしたばかりの「ハローキティキャラクタールーム」に宿泊した。

 キティールームがある階は、エレベーターで降りた瞬間からハローキティの世界。「入室する前から気分が上がった。部屋のカードもキティ。女性の心をくすぐる要素があちこちにあった」とし、「こういった所は子どもだけが好きなのではない。26歳の私も嬉しくてしょうがない」とメルヘンチックな空間に熱狂した。

 シャンさんは、「日本のキャラクター商品は実に良くできている。地方の菓子の包装紙を見ても、スーパーや観光名所を見ても、独自の『キャラクター』を商品化する力は世界最高水準。その中でもトップはハローキティだろう」と考察。

 ハローキティは35年前に誕生したキャラクターだが、「今でも若いイメージのまま最高の人気を集めている日本のヒットアイテムだ」と述べ、ホテル滞在を通じてハローキティがなぜ今でも愛されているのか少し理解し、キャラクターの商品化についても勉強になったと語った。(編集担当:新川悠)



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