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 シリーズ累計4,000万本以上のセールスを記録し、日本だけではなく、世界的な人気を誇る対戦格闘アクションゲーム『鉄拳』。今回、シリーズ初となる劇場版フルCG3Dアニメーション映画『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』の全米プレミア公開が、現地時間で7月26日に決定した。

 全米での上映スクリーン数は370スクリーン以上となり、3D邦画史上では最多となる上映だ。また、これに先がけ、6月7日よりロサンゼルスで開催中の世界最大級のゲームの見本市「E3」では、最新のトレーラームービーの上映も決定している。

 中国拳法の達人である女子高生リン・シャオユウが、三島一八率いるGコーポレーションのアンナから、京都のインターナショナルスクールに通う神谷真という男を調べる依頼を受けたことから始まるサスペンスストーリー。何者かに誘拐されてしまった真を助けるため、シャオユウはさらなる捜査を進めていくと、そこには、三島財閥という巨大な陰、風間仁、三島一八、そして、今は亡き三島平八の欲望入り乱れた血なまぐさい陰謀が隠されていた...。

 『鉄拳』シリーズの持つ世界観はそのままに、個性あふれるキャラクターたちが謎を追いながらも友情を深め、恋に悩み、熱いバトルが繰り広げられるアクションも見どころの一つ。監督は、「鉄拳5」「鉄拳6 BLOODLINE REBELLION」を担当した毛利陽一が務め、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「交響詩篇エウレカセブン」の佐藤大が脚本を担当するなど、日本を代表するトップクリエイターにより制作された新たな『鉄拳』に期待大である。

 ファンのみならず、そうそうたるトップクリエイターたちの作品だけあって、見ているだけでも十分に楽しめるのかもしれない。