右サイドの中村俊輔選手と左サイドの小野伸二選手、この2人のマッチアップが何度も見られ、それぞれの技の巧みさだけでもなかなか見所のある試合でした。

それに加えて横浜FMで目立ったのは谷口選手。積極的な飛び出しで清水の混乱を誘っていました。本人も「中村選手が(ボランチの位置に)下がってくるし、下がってくることでリズムを作っているので思い切って飛び出していけます」と安心して攻撃参加しています。また、谷口選手が飛び出したときに横浜FMの選手から狭いところを通すパスが何度も供給されることも見逃せませんでした。「あとはゴールが取れれば」と谷口選手は悔しがっていましたが、確かにこの日は惜しかったゴールが生まれれば、さらにプレーのレベルが上がりそうな予感がします。
清水で目立っていたのは絶好調の大前選手。走り出してストップ、もう一度スタート、という動きのメリハリが大きく、体が切れているのだろうというのが想像できました。この体の切れに関しては、昔日本サッカー協会科学研究委員会の大橋先生が、ビデオを2台用意して3点測量の形を作って、計測する選手にジグザク走行をしてもらえば、止まってからトップスピードの数字が計測できて体のキレが分かる、とおっしゃっていたのを思い出しました。昨今の日本人選手の海外での活躍を観ると、その数字が日本人はいいのではないかと思えます。
試合は80分、清水の大前選手が自ら獲得したPKを決めてアウェイチームが先制します。そこから怒濤の反撃を見せた横浜FMが86分、ゴール前の混戦に兵藤選手が詰めて同点に追いつきました。横浜FMの最後の迫力はすばらしい気迫に満ちていましたが、清水がクロージングを間違ったとも言えるでしょう。ゴトビ監督は、選手それぞれを見極めるためにもう少し時間が必要なのかもしれません。
ところで81分、横浜FMの栗原選手は足が痙攣しているのをベンチに「見破られて」交代となりました。
その栗原選手と試合後のミックスゾーンでの会話。
「CD来ました?」「まだ来てないんですよ。言っておいてください」
これは3月29日のチャリティマッチの時の会話の続きです。その後、倉木麻衣さんがこうコメントしていらっしゃったので、そろそろ届いたかと思っていたのですが、まだのようです。
いやぁ、「言っておいてください」ってどうやって連絡を取ればいいかわかりません。ど、どうすりゃいいのでしょうか(汗)。芸能事務所に連絡を取ればいいのか、ブログにコメントを入れればいいのか、でも、それが本人からの伝言だって信じてもらえるのでしょうか……。倉木さんも送ったけど届いてないとか、あるいは送り先が分からないとか、間違って長居競技場に送ったとか(笑)、いろんなケースが考えられます。困ったなぁ。
どなたか、いい方法をご存じの方、どうかお教えください。お願いします。