インテルは16日のセリエA第33節で、パルマに敵地で0−2と敗北を喫した。同時間帯の試合で首位ミランが勝利したため、勝ち点差を8ポイントに広げられたレオナルド監督は、ほぼ諦めた様子だ。

「順位表のことよりも、我々はコンディションを取り戻すことを考えなければいけない。我々には勝ち点が必要なんだ。8ポイント差は大きい。5ポイントなら(逆転優勝を)やれると考えることができた。だが問題は、できるだけ早くコンディションを取り戻すことだ」

「努力は不足していなかった。だが苦しみ、ますます難しくなったんだ。我々はあまりに急いて試合を始めたが、ガソリンが足りなかった」

「シーズンを救わなければいけないということじゃない。我々は精神的にエネルギーを回復させなければいけないんだ。落ち着いているよ。厳しい敗北がいくつかあり、我々は苦しんだ。勝ち点を得られるようなプレーのキレを取り戻さなければならない」

「目標は勝つことだったし、それに変わりはない。まだリーグ戦で争い、(残りの)5試合で勝利を目指し、できるだけ高い順位に行って、今季の目標達成をまだ目指すということだ。我々はネガティブな流れを止めなければいけない。リーグ戦残りの5試合と、コッパ・イタリアで勝利を目指す」

一方で、レオナルド監督はこの一戦で外したメンバーについて、次のように語った。

「マイコンとチアゴ・モッタを招集しなかった理由? 私は、精神的・肉体的により調子が良い選手を選ぶ。懲罰としての選択ではない」