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 地震の影響で運営を停止していた劇場も再開を始め、落ち着きを見せつつある。そんな中、『SP 革命篇』が3週連続で1位を獲得。公開16日間の累計も動員100万人、興行収入15億円を突破した。2位も引き続き、『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 −はばたけ 天使たち−』がランクインしており、公開23日間の累計動員も120万人を突破している。都内近郊の劇場再開によるスクリーン数増加から、動員の前週比は103%と前週を上回る成績を上げた。

 上位2つが不動の中、『塔の上のラプンツェル』が、人気の『映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花』を抜いて前週からワンランクアップで、トップ3に返り咲いた。スクリーン数の大幅増により、前週比117%という成績を上げている。

 順位に変動はないものの、公開から5週目となるアカデミー賞作品賞に輝いた『英国王のスピーチ』は前週比106%と依然好調。10位には、『劇場版マクロスF 恋離飛翼−サヨナラノツバサ−』は前週比117%という成績を上げ、全国37スクリーンという小規模公開ながら、再びトップ10圏内に入ってきている。

 惜しくもトップ10圏外ではあるが、『ザ・ファイター』が初登場12位と、全国60スクリーン公開というなか健闘。「ディパーテッド」のマーク・ウォールバーグが実在のアイルランド系アメリカ人ボクサー、ミッキー・ウォードの波乱なボクシング人生を映画化したドラマ。マーク・ウォールバーグが完璧なまでのボクサー体型を作り作品にリアリティをもたらしているほか、共演している『ダークナイト』のクリスチャン・ベールがアカデミー賞助演男優賞受賞、メリッサ・レオも同助演女優賞を受賞しているなど、高い評価を得ている。

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