チームメートの妻や恋人を寝取るのは、テリー家の悪癖なのだろうか。

かつてのチームメート、マンチェスター・シティDFウェイン・ブリッジの妻だったヴァネッサ・ペロンセルさんと浮気し、大きな騒動を引き起こしたイングランド代表DFジョン・テリー。その兄であるポール・テリーが、ラッシュデン＆ダイアモンズ（イングランド５部）のチームメートだったGKデイル・ロバーツの恋人、リンゼイ・コーウェンさんと浮気したのだ。だが、この話にはさらなる悲劇が待っていた。

リンゼイさんと学生時代から一緒だったロバーツが、彼女と一緒に住んでいた家で自殺したのである。ロバーツの遺体は14日に発見された。自殺であること、その原因がリンゼイさんの浮気にあることは間違いないという。友人たちによると、５月にリンゼイさんと別れていたロバーツは、ずっと彼女の裏切りと別れを乗り越えることができなかったそうだ。ロバーツはＰ・テリーと一緒にプレーすることを拒み、クラブはＰ・テリーを８月にダーリントンへ放出していた。

リンゼイさんは「私の人生の愛でした。私たちは学生時代から一緒だったのです。私は決して彼の死を乗り越えられないでしょう」とコメント。一方、ロバーツの親友であるマンＣのMFアダム・ジョンソンは、「本当に打ちひしがれている」と話している。ラッシュデン＆ダイヤモンズの会長は、ロバーツの遺族に対するサポートを申し出た。

ロバーツの父ジョージさんは、息子が「世界最高」だったと話し、「どの家族にも一頭の黒い羊（厄介者）がいると言われるが、テリー家は群れ全体がそうなんだろう」と怒りをあらわにしている。