20日深夜、TBSのスポーツ番組「S1」では、東北楽天ゴールデンイーグルス監督・野村克也氏による「ノムさんのボヤキ部屋」コーナーが放送された。

岩村明憲の他にも、松井稼頭央、イ・スンヨプといった大物選手獲得の噂が絶えない新生・星野楽天について、野村氏は「毎週毎週、ボヤく材料に事欠かないね。特に楽天。チクショーと思って。俺の時には一銭も金使わないで。こないだ言ったでしょ?星野監督になるとお金がかかるよって。もうすでにボンボン使ってるじゃないですか」と不満を口にする。

続いて、「私の場合は球団から与えられた戦力でやりくりするのが監督の仕事だと思ってる。彼の場合は私と正反対で、編成までやっているでしょ。ああいうのは、昔の野球界でやめてほしい。フロントがちゃんとあるんだから。フロントの仕事をなんで星野がやるの」と非難しつつも、「私の場合は利益追求型の経営方針だった。星野がきて、やっと勝利優先に変わってきているんだろう」と見解を示した。