プジョル「セスクのバルサ移籍、1年待つのは最悪のシナリオ」
バルセロナの主将カルレス・プジョルは18日、アーセナルのセスク・ファブレガスはいずれバルサに戻ってくると自信を見せた。
W杯の期間中、ファブレガスと一緒に過ごしたプジョルは18日付の英紙に、彼がいずれ希望をかなえるだろうと話した。
「セスクはほんとうにいいやつで、バルセロナの選手になりたがっている。二度とアーセナルでプレーできないようなあらゆる手段を使う連中もいるけれど、それは彼のやり方じゃない。アーセナルは彼の品格に敬意を表し、チームのためにあれだけのことをした男に彼と家族が望んでいる移籍を許すべきだ」
「彼は世界最高のクラブへの移籍を阻まれているだけではなく、生まれ故郷に帰ることをも阻止されている」
プジョルは、この5年間アーセナルがトロフィを獲れなかったことから、ファブレガスは移籍への思いを大きくしたと話す。
「アーセナルで優勝するためにあらゆる努力をしてきた彼が、スペイン代表のチームメートがバルセロナで多くの成功を手にしているのを見れば、その仲間に入りたいと思うのは当然だよ」
「最悪のシナリオはあと1年待たなければいけないことだけど、アーセナルもバルセロナもセスクも、それは最悪のシナリオだってことを理解している」
プジョルのこの発言の1日前には、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、「彼は我々にとってとても重要な選手だ。我々は主将をチームに留めておきたい。だから、オファーには一切耳を貸さない」と話したばかりだった。
スペインでは、バルセロナのサンドロ・ロセル会長が20日にロンドンへ向かい、交渉に乗り出すと報じられている。
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