サンプドリアのイタリア代表FWジャンパオロ・パッツィーニが、南アフリカ・ワールドカップ(W杯)に向けた最終メンバー入りに意欲を示している。

「監督を悩ませ、W杯に参加するために、全力を尽くしている。僕にとっては初めてのW杯になるんだ。23人のリストに入れることを願っている」

一方、マルチェッロ・リッピ監督の後任として、フィオレンティーナ時代に指導を受けたチェーザレ・プランデッリ監督の就任が濃厚となったことについて、パッツィーニは次のように話した。

「彼はフィオレンティーナでとてもうまくやったし、代表にふさわしいよ。(フィオレンティーナ在籍)当時は違う選択をして、僕はあまり試合に出られなかったけどね」

「ここに来られたことを誰に感謝すべきか? 僕がイタリア代表に値したのは、サンプドリアに行ってのことだ。チームメートたちや、(ワルテル・)マッツァーリに(ルイジ・)デル・ネーリといった監督たちに感謝しなければいけない」

一方、フィオレンティーナで一緒だった代表のチームメート、アルベルト・ジラルディーノとのポジション争いについて、パッツィーニはこのようにコメントしている。

「アルベルトとは良い関係にある。僕がフィレンツェを出たときも、そうだったんだ。対立なんかないよ。彼がうまくやれば、僕はとてもうれしい。僕がフィレンツェであまり試合に出られなかったのは間違いないし、出て行ったことがターニングポイントになったんだけどね。3カ月で僕の人生は変わった。それからはうまくいったんだ」