25日のセリエA第35節でサンプドリアとの一戦を迎えるローマ。クラウディオ・ラニエリ監督はFWフランテスコ・トッティのコンディションについて、「まだ100%の状態でないのは当然だ。ケガがあったからね。徐々に本来のレベルに戻ってきていると思うよ」と話している。

トッティといえば、ラツィオとのローマダービーで試合後に親指を下に向けるジェスチャーを見せたことが議論を呼んだ。だが、トッティには出場停止ではなく、罰金処分が科されている。これについて、インテルのエルネスト・パオリッロ代表取締役は、「トッティのジェスチャーと(ジョゼ・)モウリーニョ監督の“手錠”に対しては、異なる基準で措置が取られた」と語った。モウリーニョ監督はこの”手錠パフォーマンス“で、3試合のベンチ入り禁止処分を下されている。だがこれに対し、ラニエリ監督は次のように反論した。

「もちろんださ。そしてそれは正しいことだよ。片や体制に対するもので、片やサポーターに対するものだからね。片方はクルヴァ(ゴール裏)とだけのコミュニケーションで、もう片方は世界全体が相手だ。(インテルで物議をかもしているFWマリオ・)バロテッリ? 他チームの問題に口出しはしない。ただ、我々が存在すべきでないことに取り組むとなれば、意見を主張するよ」