バイエルンとマンU両監督、ロッベンのゴールを賞賛
ファン・ハール監督「信じられないゴール」
アウェイゴールの差でマンチェスター・ユナイテッドを退けて、CLベスト4に進出したバイエルン・ミュンヘンのルイス・ファン・ハール監督は試合後、バイエルンの2点目で事実上の決勝点となるゴールを決めたアルイェン・ロッベンを賞賛した。

「ロッベンのゴールは信じられないようなものだった。前半はあまりよくなかったので、力を見せる必要があった。後半の我々のプレーはファンタスティックだった。10人となった相手と対戦するのは決して簡単なことではない。だが、偉大なチームのようにプレーできたよ」

ロッベン「フランクが僕を見たのがわかった」
そのロッベンは、「3−0とリードされているときは、難しい試合になると思ったが、オリッチのゴールでやれると思ったんだ。前半は彼らのほうが良かった。あの雰囲気のなかではね。(自らのゴールについて)コーナーにいるフランク(リベリ)が僕を見たのがわかった。ボールが僕のところに来ると思った。冷静にいようと務めたよ。力を使うかテクニックを使うか考えた。そしてテクニックを使ったんだ。それがうまくいった」と、バイエルンの2点目を振り返った。

ファーガソン監督「あのゴールで試合が決まってしまった」
一方、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督はラファエルの退場処分を悔やんだ。

「この試合のキーポイントとなったのはレッドカードだ。間違いないね。うちが11人で戦っていたら、彼らが勝ち上がることはなかった。絶対に。(ラファエルは)若くて経験不足だった。彼らのせいで彼は退場となった。誰もが主審に向かって走っていった。典型的なドイツ人め。彼らはいつもあんなだよ」
「彼らは数的優位に立って、ボールをよくまわしていた。うちはよく守ったと思う。ただ、あの見事なゴールで試合は決まってしまった。ロッベンのゴールはすごかったね」
「うちもいいプレーをしたと思う。今日のプレーはすばらしかった。ただ、ついていなかった」