元フランス代表でマンチェスター・ユナイテッドの英雄エリック・カントナがマルセイユで行われるビーチサッカーの大会の記者会見で、フランス代表のレイモン・ドメネク監督とティエリ・アンリを批判した。

「レイモン・ドメネクは、ルイ16世以来のフランスサッカーで最悪の監督だ。私なら、(ボルドーの監督)ローラン・ブランをフランス代表監督に推すね。彼はボルドーでリーグ優勝を果たし、(現役時代は)W杯にも優勝している。彼が最適だと思うのは私だけじゃないよ」

現在はビーチサッカー・フランス代表の監督で、映画俳優としても活躍するカントナはまた、アイルランドとのプレーオフで決勝点をハンドでアシストしたティエリ・アンリについても言及。

「正直言って、私がショックを受けたのはハンドそのものじゃないんだ。試合が終わると、テレビカメラの前で、この選手(アンリ)がアイルランド代表の選手の隣に腰を下ろして慰めたことだった。その3分前には彼らをだましたにもかかわらずだよ。私がアイルランド人だったら、アンリは3秒ともたなかったろうよ」