5月に行われた世界卓球選手権では、世界ランキング10位の帖を破って堂々のベスト8入り。いまや、ロンドン五輪代表の最有力候補として、元祖天才卓球少女・福原愛と並ぶ注目を集めるようになった石川佳純。フジテレビ系列のスポーツ番組『すぽると!』(11日放送分)では、まだまだ無邪気な高校2年生の素顔に迫った。

「自信は全然ないです。世界選手権で、いい成績を残せて自信になったのはなったんですけど、オリンピックってなると全然違うし。出場枠も狭いし、本当に厳しいだろうなっていう感じです」。五輪の印象をこう語る石川は、周囲の高まる期待について、「頑張ってねって声を掛けてもらえるのはすごく嬉しいですし、プレッシャーには感じない。逆にその応援が力になります」と答えた。

また、“卓球以外に夢中なこと”を訊かれれば「BIGBANG」と一言。「分かります?韓国の歌手なんですけど、友達がすごい好きで一緒にみたらすごい好きになりました。テレビも好きです。最近は、ブザービートを毎週観てました」と恥ずかしそうに続けた。

7月には、福原とのダブルスでモロッコオープンを制している石川。福原の印象については、「福原さんはバックのラバーが異質なので、相手もやりにくいと思うし、私にチャンスボールが返ってくるのでやりやすい。同じ部屋になることが多くなったので、卓球の話しはしないけど、一緒にいることが多いです。しょうもない話しばっかりです。中国語教えてもらったりとか、MP3に音楽入れてもらったり、愛ちゃん、mihimaruGTさんとか好きなのでいっぱい入ってたりとか」と話しつつ、その先にあるロンドン五輪出場には、「あと3年あるんですけど、来年からまたポイント制で世界ランクがどんどん変っていくので、来年のプロツアーを頑張らないと、再来年(の五輪代表)が決まっちゃう。全然時間がない」と気を引き締めるのだった。