2010年W杯開催国である南アフリカのサッカー協会は19日、ジョエル・サンターナ監督(60歳)の解任を発表した。

南アフリカは先週行われたノルウェーとアイスランドとの親善試合に敗れ、ファンや解説者などがサンターナ氏を痛烈に批判していたた。W杯開幕まで1年を切ったにもかかわらず、チームはここ9試合で8敗を喫し、一向に調子が上がらない。南アフリカにはホスト国にふさわしいチームを出場させるようにプレッシャーがかかっている。

サンターナ監督が去ったことで、後任には同じくブラジル出身のカルロス・アルベルト・パレイラ氏の名前が浮上している。パレイラ氏は2008年4月に妻が病気になったために、南アフリカ代表監督を辞任していた。同氏は先週、南アフリカのテレビで、監督復帰に興味があると話していた。