18日のセリエA第8節でミランと敵地で対戦するローマ。今季開幕前にインテルからローマへ移籍したDFニコラス・ブルディッソにとっては、かつての本拠地での特別な一戦となる。同選手はミラン戦について、「インテルで5年間を過ごしたから、僕にとって特別な日曜になるのは当然のことだ。インテルで僕はうまくやっていた。ただ今は、ローマの選手なんだ」と語った。

不振に苦しむミランが問題を抱えているのに対し、近年のローマはミラン戦で好結果を残している。だがブルディッソは、「でも僕は、ミランのプライドや主役に戻るぞという意欲を恐れている。ロナウジーニョやパトのような選手は恐いよ。でも、僕らは彼らと渡りあうために戦う。ラニエリ監督と同じ考えさ。僕らにとっては鍵となる試合であり、どこまで僕らがいけるかを示してくれる一戦となるだろう。ミラノで勝つことができれば、僕らのシーズンは変わるはずさ」と話している。

移籍して50日で周囲の信頼を獲得した同選手は、「まだここへ来て2カ月だよ。もっと改善できるさ」とコメント。さらに、「ローマに残りたい。すでにそう言ったよ。ここの居心地は良いんだ」と、今後もローマで戦いと語った。

クラウディオ・ラニエリ監督の指揮の下で、すべての試合に出場しているブルディッソだが、本人は「うれしいよ。でも、偶然だと思うんだ。ローマには偉大な選手たちがいる。僕だけじゃない」と、チームにはほかにも優れた選手がいると主張している。