今シーズン最初の監督交代を行なったのは、意外にもローマだった。ローマはルチアーノ・スパレッティ監督の辞任を了承し、そして後任には前ユベントス監督のクラウディオ・ラニエリを指名するようだ。すぐにもクラブから正式に発表されることになる。

11時50分に、クラブオフィスから出てきたスパレッティ監督が、メディアの質問に答えた。

「クラブに辞任を申し入れた。そしてクラブはそれを受け入れた」

スパレッティは1日にロゼッラ・センシ会長と会談し、その場で辞任を申し入れた。これにより、4年に渡ったスパレッティ監督のローマでの冒険は幕を閉じた。後任のラニエリ監督は、ローマと1年契約(1年延長のオプション付き)を結ぶと見られている。

しかし辞任したばかりのスパレッティの新天地は、すぐに決まるかもしれない。ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクが、以前から興味を示しているからだ。